『DANRO』は、寂しく侘しいけどニンマリする「ネットBar」
いくつものネットメディアを経験してきた亀松太郎さんが編集長となる『DANRO』が面白い。
亀松さんとは2度ほど挨拶したかな、というくらいの知り合いなんだけど、関わっている分野が似ているので、ずっと意識していた。
この『DANRO』。インタビューに登場するのは、みうらじゅん、吉田類、石川浩司(たま)・・・このラインナップを前にしただけで、それがオヤジ相手のメディアであっても「おお!見たい!」と小躍りするオバサンが見える。
インタビュー記事のタイトルも
- 着流し姿で熱唱「アニソン界の西郷どん」と呼ばれる謎のシンガー
- 年収90万円でも「ハッピー」 32歳男子が過ごす「隠居生活」の愉楽
- 「駅そば」を1万杯以上食べた男 「好きだから、つゆの最後の一滴まで残さない」
などなど
たぶん、1ミリも世の中のためになっていない。
でも考えてみれば、普通の人間なんてそんなもんなんだろう。世の中に影響を及ぼしている人間なんて、0.001%もいるのかどうか。
「あ、俺より悲惨なやつがいる」と思ってホッとするか、「こんな生き方がしてみたい」と思って羨ましく思うか。人それぞれが良いんだろうな。
そんな、記事を読んでニンマリするメディアだ。
運営は、実は朝日新聞社なのだ。へええ〜