英仏ともに迷走が止まらない

  1. 英メイ首相、ブレグジット否決なら「政権奪われかねない」
    【12月10日 AFP】英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、Brexit)交渉でいまだ多くの難問を抱えるテリーザ・メイ(Theresa May)首相は9日、EUとの離脱協定案を英議会が否決した場合にはEUに残留せざるを得ない可能性があり、また野党・労働党に政権を奪われかねないと警告した。

    <【12月10日 AFP】英国の欧州連合(EU)離脱交渉でいまだ多くの難問を抱えるテリーザ・メイ首相は9日、EUとの離脱協定案を英議会が否決した場合にはEUに残留せざるを得ない可能性があり、また野党労働党に政権を奪われかねないと警告した。>

否決した場合、新たな協定を締結するのは難しい。
協定なしのまま離脱するのか、離脱自体を止めるのか。
理で判断しても離脱派も反離脱派も誰も得をしない状態である。
このままだと混迷の一途だ。

ロシア、仏「黄色いベスト」運動でも暗躍か ツイッターで偽情報拡散の疑い

【12月10日 AFP】フランスで激化しているエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)政権への抗議運動「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト、gilets jaunes)」をめぐり、ロシアと関連した数百のアカウントがデモの扇動に使われていることが分かった。

<【12月10日 AFP】フランスで激化しているマニュエル・マクロン政権への抗議運動「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)」をめぐり、ロシアと関連した数百のアカウントがデモの扇動に使われていることが分かった。英紙タイムズが報じた。>

ここでもロシアが暗躍する。
ロシアにとってはフランスの政権が乱れる方が都合がいいのだろう。
それはEUの力を削ぐということではないだろうか。
ドイツは既にレームダック状態。
EUは、クリミア半島どころではない。
だから安全保障を考えるとロシアは楽になる。
どさくさに紛れて経済封鎖も解いてもらえば尚よしと考えているのだろう。

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