GSOMIA延長は米中対立の影響

英労働党、国民投票の再実施を約束 マニフェスト発表


<【11月22日 AFP】英国の最大野党・労働党は21日、12月12日実施の総選挙に向けたマニフェスト(政権公約)を発表した。基幹産業の国営化や欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット、Brexit)の是非を問う、賛否両論のある国民投票の再実施など、社会変革を目指した「最も徹底的かつ意欲的な」計画を公約に掲げた。>

労働党はEU離脱に賛成ならば国民投票を行う必要はない。
しかし、離脱に対して投票結果に従うというあいまいな立場を取っている。
政策を掲げてもそれを実施するお金をどうするか。
離脱するならば、そのショックを和らげるための政策が第一優先だ。
離脱の有無を明確にしない政党は無責任と言える。
国民投票を再実施するかを争点にして議席の減少をできるだけ少なくする魂胆かもしれない。

韓国大統領府、GSOMIA終了の通告停止を発表


韓国、GSOMIAを延長 WTO提訴中断、日本と対話へ―期限直前に失効回避

<【ソウル時事】韓国政府は22日、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、「いつでも失効が可能な前提で終了通告の効力を停止する」と表明し、協定を事実上延長する方針を発表した。また、韓国が日本の輸出管理強化措置を世界貿易機関(WTO)に提訴したことに関し、日韓の対話が続く間は提訴手続きを中断すると明らかにした。>

韓国はアメリカの圧力に屈した。
米中対立の中、韓国に対しどちらを選ぶのか迫ったのだ。
文政権はどのように自国民に説明するのだろう。
来春に国会議員選挙を控え面子を潰され苦しいところだ。
韓国外相の来日が急遽決まった。
G20外相会談で両国外相が顔を合わすが実のある結果が得られるのだろうか。

米中対立激化なら「世界大戦」 キッシンジャー氏、北京で警鐘


<【ワシントン時事】21日の米ブルームバーグ通信によると、キッシンジャー元米国務長官(96)は20日、米中の対立が制御を失えば、世界大戦のような惨事につながる恐れがあると警鐘を鳴らした。北京で開かれた経済フォーラムで語った。>
<貿易や安全保障、人権をめぐりさや当てを続ける米中を「冷戦の麓にいる」と表現した。>
<「抑制なく対立が進めば、その結末はかつての欧州よりひどいものになりかねない」と警告。>

冷戦は経済戦争で欧米がソ連東欧に勝って幕をひいた。
米中の戦いはどうなるのか。
中国の国内市場の成長にかかっている。
欧米日各国の中国市場への依存度が高まるにつれ、中国の勝利が見えてくるはずだ。

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