マレーシア戦闘機、中国軍機に緊急発進 南シナ海
<【6月2日 AFP】マレーシア沖の南シナ海(South China Sea)で5月31日、同国軍が中国軍機16機に対し戦闘機を緊急発進(スクランブル)させる異例の出来事があった。マレーシア外務省は1日、中国軍機の「侵犯」行為を非難した。>
<マレーシア空軍は、中国軍機の出現は「不審」なものだったと指摘。領空への侵入はなかったが、マレーシアのヒシャムディン・フセイン(Hishammuddin Hussein)外相は同国の「海域」上空を飛行したとして、「侵犯」行為だと非難。抗議のため中国大使を外務省に呼び、「マレーシア空域と主権に対するこの侵害行為についての説明」を求める方針を明らかにした。>
海域と領空の差を考えて中国軍機は飛行している。
マレーシア軍はスクランブルせざるを得ないが、この燃料費がバカ高くつく。
繰り返されると空軍自体が疲弊する。
それで中国は国力を計っているのだ。
間違って相手から攻撃されれば、こっちのものだ(戦争して相手をぶちのめせる)、との思いではないだろうか。
英国、週勤4日への移行で「炭素排出量削減」の可能性 研究
<【6月2日 AFP】週4日勤務制への移行により、英国の温室効果ガスの年間排出量を4年間で4分の3に削減可能とする推進団体の報告書が5月27日、発表された。>
<報告書は、週の労働日数削減でオフィス機器の使用時間と自動車通勤が減り、省エネになると主張。また労働時間の短縮は、ファストフード消費減による健康的なライフスタイルと医療の必要性の低減をもたらし、エネルギーを大量に消費する機器の使用縮小にもつながるとしている。>
そんな計算通りに済む話だろうか。
前提に給与を減らさずに週5日から週4日へ移行だなんて、どうやるんだ。
DXで業務の効率化を上げれば、余分な人員を削減するだろう。
ファストフードの消費が減れば、その販売員は新しい仕事を探さなければならない。
これを不況というのではないか。
経済が悪化すれば元の子もない。
新しい仕事を生み出さなければ、実現不可能な話だ。
大坂なおみのうつ公表、メディアの「のぞき見趣味」批判も
<【6月2日 AFP】女子テニスの大坂なおみ(Naomi Osaka、23)がうつ病を公表し、全仏オープンテニス(French Open 2021)棄権を決めたことで、一流スポーツ選手のメンタルヘルス問題が注目されている。ある専門家は、選手の苦悩に対するメディアの「のぞき見趣味」を批判した。>
<オーストラリア・南クイーンズランド大学(University of Southern Queensland)のピーター・テリー(Peter Terry)教授(心理学)は1日、豪サイト「theconversation.com」への寄稿で、試合後に行われている記者会見には「のぞき見趣味の感覚」があると指摘。「一部の人はおそらく、自分が崇拝していたアスリートが泣き崩れるのを見たいのだろう」とした。>
<ベルギーのルーバン・カトリック大学(UCLouvain)のフィリップ・ゴダン(Philippe Godin)教授(スポーツ心理学)は「うつ病という言葉には軽蔑的な意味合いがあり、世間一般からはあまり理解されていない」と話す。「スポーツでは、自分は強い人間で、ほぼ無敵であることを示さなければならない。弱さとは両立しない」 >
大坂なおみ選手がうつ病を公表してから、すぐさま主催者や他の選手が声明を出して、テニス業界は落ち着いたかもしれない。
今後、そのことに関してマスコミにより、いろいろ書かれたり、報道されたりすることだろう。
善意と悪意が入り混じるのだ。
例えば、発症してからトーナメントを戦ってきたので仮病じゃないか説がでたり。
もし、彼女が東京オリンピックに出場できたら、記者会見はできないし、どのような報道を行なわれるのか。
腫れ物にさわるようになるだろうが、ほっておくのが一番。
今は落ち着いて休んでくださいね。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(1日午後7時時点) 死者355.1万人に
<【6月2日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間1日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は355万1488人に増加した。
これまでに世界で少なくとも1億7060万6850人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。
この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。
多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。
5月31日には世界全体で新たに8264人の死亡と38万6023人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの2795人。次いでブラジル(860人)、アルゼンチン(637人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに59万4568人が死亡、3326万4429人が感染した。
次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は46万2791人、感染者数は1654万5554人。以降はインド(死者33万1895人、感染者2817万5044人)、メキシコ(死者22万3568人、感染者241万3742人)、英国(死者12万7782人、感染者448万7339人)となっている。
ペルーは5月31日、医療専門家からなる委員会による調査で、死者数の過小評価があったとの結論が出たことを受け、それまで6万9342人としていた累計死者数を大幅に修正。5月22日時点での実際の死者数は18万764人とされたが、この数字はペルー保健当局が毎日公表しているデータにはまだ反映されていない。
ペルー以外の国で、人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの308人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(282人)、チェコ(281人)、北マケドニア(260人)、ブルガリア(254人)となっている。
地域別の死者数は、欧州が113万5528人(感染5293万1363人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が103万8205人(感染3303万742人)、米国・カナダが62万95人(感染3464万4921人)、アジアが48万3159人(感染3649万2018人)、中東が14万2767人(感染861万4810人)、アフリカが13万632人(感染484万4198人)、オセアニアが1102人(感染4万8804人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>