米上院、対中競争力強化法案を可決 研究開発に19兆円/国際おとり捜査で800人超逮捕 犯罪組織に端末配布し情報傍受/中国の人口政策で、ウイグル族の出生数が数百万減少も

米上院、対中競争力強化法案を可決 研究開発に19兆円


<【6月9日 AFP】米上院は8日、中国の台頭に対抗するため、研究開発に1700億ドル(約19兆円)以上を投じて競争力を強化する包括的産業政策法案を、賛成68反対32で可決した。今後、下院に送られる。>
<米民主党のチャック・シューマー(Chuck Schumer)上院院内総務は、「この法案により、米国は将来の産業において、技術革新、生産性、競争力の面で、世界をしのぐことができるだろう」と述べた。>

賛成68に対して反対32と1/3も鋳るのはは何故だろうか?
他に開発ではなく福祉にお金をということか。
ロイターの記事には「半導体・通信機器の生産・研究の強化に約540億ドルを支出する。うち20億ドルは、深刻な供給不足に陥っている自動車向け半導体に充てられる。」とあった。
自動車半導体なら日本企業がアメリカに工場を建てて技術移転し、日本に足りないものを優先的に得るようにすれば良いではないか。
アメリカと取引するにはよい案件に違いない。

国際おとり捜査で800人超逮捕 犯罪組織に端末配布し情報傍受


<【6月9日 AFP】欧米豪などの捜査当局は8日、米連邦捜査局(FBI)が秘密裏に犯罪組織に配布した暗号化携帯端末を使った国際おとり捜査で、800人以上を逮捕したと発表した。>

公表したということは、このおとり捜査は使えないということか。
それとも、抑止力にするということか。
日本でも同様な捜査ができないものか?

中国の人口政策で、ウイグル族の出生数が数百万減少も=研究


<中国政府の産児制限の影響で、南部・新疆地区で暮らすウイグル族などの少数民族の20年後の人口が、当初の予測より最大3分の1ほど少なくなる可能性があると、ドイツ人研究者が指摘している。>
<ゼンズ氏によると、中国政府が弾圧を強める以前は、新疆地区の少数民族の人口は、2040年に1310万人に達すると予測されていた。しかし現在では、860万~1050万人になるとみられるという。>
<同氏は分析報告書で、新疆当局が2019年までに「少数民族が暮らす南部の4地区で、出産年齢の女性の8割以上に、避妊リング(IUD)や不妊手術による出産防止の措置を実施する計画を立てていた」とも指摘した。>
<ゼンズ氏の研究によると、中国政府は新疆地区に主要民族の漢族を移住させ、ウイグル族などを転出させる施策も進めている。>

この研究が正しければ、かの国はそれぐらいのことはやるよな、という気持ちだ。
漢民族を征服して元を建国したモンゴル民族は独立している。
これは当時のソ連が中国との間に緩衝材的な国を置いたことにある。
それに対し中国はその気がない。
今すぐにではなくいずれ新疆地区からウイグル族を無くすつもりで行動している。
知らんけど。

この記事BBCで報道されているということは、G7の話題になるのかな。
共同声明に入ったりして。
東京オリンピックを前に北京オリンピックの不参加は表明しないと思うけど。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(8日午後7時時点) 死者373.9万人に


<【6月9日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間8日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は373万9777人に増加した。

これまでに世界で少なくとも1億7353万7280人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

7日には世界全体で新たに8031人の死亡と33万2655人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの2123人。次いでブラジル(1010人)、アルゼンチン(732人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに59万7952人が死亡、3337万8146人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は47万4414人、感染者数は1698万4218人。以降はインド(死者35万1309人、感染者2899万6473人)、メキシコ(死者22万8838人、感染者243万4562人)、ペルー(死者18万6757人、感染者198万4999人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの566人。次いでハンガリー(309人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(287人)、チェコ(282人)、北マケドニア(262人)となっている。

地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が118万3809人(感染3408万7699人)、欧州が114万4324人(感染5330万1549人)、米国・カナダが62万3696人(感染3477万1613人)、アジアが50万9018人(感染3762万1702人)、中東が14万5255人(感染877万567人)、アフリカが13万2571人(感染493万4476人)、オセアニアが1104人(感染4万9679人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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