感染防止措置の解除「早すぎた」とオランダ首相 1日の新規感染者1万人超に/イスラエル、免疫力低い人に3回目のワクチン接種/東京五輪のスタッフ4人逮捕、コカイン使用の疑い

感染防止措置の解除「早すぎた」とオランダ首相 1日の新規感染者1万人超に


<新型コロナウイルス感染が急増しているオランダのマルク・ルッテ首相は12日、制限措置の解除が時期尚早だったとして、「判断を誤った」と謝罪した。>
<オランダは3週間前に新型ウイルス対策の制限措置のほとんどを解除した。ナイトライフが再開されて多くの若者が外出するようになり、感染状況が今年最悪の水準に達した。>
<新規感染者のほとんどが若年層ということもあり、入院患者数の大幅な増加にはつながっていない。>
<オランダの成人人口の46%以上(そのほとんどは高齢者)はすでに新型ウイルスワクチンの接種を完了している。77%以上の人は少なくとも1回の接種を終えている。>

ワクチンを接種しても感染する例だ。
新型コロナウイルスに対しては全てが実験だ。
制限措置の解除はマスクの非着用が入るだろう。
それにしても、一国の首相が過ちを認めて謝罪するのは勇気がいる。

日本では、緊急事態宣言が出ようが解除されようが、ほとんどの人がこれを守っている。
だから、一日1万人などという数字が出ない。
東京で4度目の緊急事態宣言って、放っておいてもオランダ並みに増えるとは思えない。
オリンピックを無観客でも実施するための人身御供ではないか。
感染者数より重症者数を強調しなければ。
衆議院議員選挙までどれだけワクチン接種者が増えるか。
感染対策の政治利用が続いている。

イスラエル、免疫力低い人に3回目のワクチン接種


<【7月13日 AFP】イスラエルは12日、新型コロナウイルス感染者の増加に伴い、免疫力が低い人を対象に、米製薬大手ファイザー(Pfizer)と独製薬ベンチャー・ビオンテック(BioNTech)が共同開発したワクチンの3回目の接種を開始した。保健省が発表した。>
<イスラエルは、世界で最も早くファイザー製ワクチンの接種を開始した国の一つで、先月には1日当たりの新規感染者数を一桁台にまで減らすことに成功した。
成人人口の85%以上が接種を完了したことで、店内飲食を再開したり、大規模集会の人数制限を撤廃したりするなど、新型ウイルス関連の規制を全面解除していた。
しかし、4月にインドで初めて確認された変異株「デルタ株」の出現により、感染が再び急拡大。1日当たりの新規感染者数は、数百人に上っている。>

イスラエルは人口が1千万人のも満たない国である。
だから、新型コロナウイルスに対して当初から危機感を持ち、率先してワクチンを接種してきた。
それでも新たに発生したデルタ株に対して3回目の接種を開始した。
もちろん日本の人口は10倍であるが、政府や国民の危機感が弱すぎるのではないか。
経済的に苦しくなって政府を批判する人々が増えてきたが、それら弱者をフォロー出来ない政策がおかしい。
根本的な考え方が間違っているのではないかって、今さら言ってもしょうがないか。

東京五輪のスタッフ4人逮捕、コカイン使用の疑い


<【7月13日 AFP】東京五輪の開幕式を23日に控える中、大会の業務を委託されている会社のスタッフ4人が薬物使用の容疑で逮捕されていたことが、13日に明らかになった。>

いろいろな人が入国すると、コカインを使う人もいるだろう。
よく逮捕したものだ。
オリンピックは治外法権ではない。
感染対策もダブルスタンダードで行わないように。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(12日午後7時時点) 死者403.5万人に


<【7月12日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間12日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は403万5506人に増加した。

これまでに世界で少なくとも1億8674万300人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

11日には世界全体で新たに6605人の死亡と36万2178人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1007人。次いでインド(724人)、ロシア(710人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに60万7156人が死亡、3385万3971人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は53万3488人、感染者数は1908万9940人。以降はインド(死者40万8764人、感染者3087万4376人)、メキシコ(死者23万4969人、感染者259万500人)、ペルー(死者19万4387人、感染者208万777人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの590人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が131万1233人(感染3877万784人)、欧州が118万611人(感染5549万8504人)、米国・カナダが63万3591人(感染3527万4557人)、アジアが60万3896人(感染4153万4263人)、中東が15万3232人(感染964万8126人)、アフリカが15万1772人(感染595万2669人)、オセアニアが1171人(感染6万1399人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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