包囲攻撃で避難できず、武器輸送「標的」になり得るとロシア ウクライナ侵攻17日目
<ウクライナ侵攻開始から17日目の12日も、ロシア軍による激しい砲撃が続く中、包囲された都市から市民を避難させようとする取り組みが進められた。首都キーウ(キエフ)郊外では激しい戦闘が報告された。同日にはロ仏独の電話首脳会談があったが、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に停戦の意志はなく、「難しい」話し合いだったという。>
<ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官は、ウクライナに武器を届ける西側の輸送部隊はロシア軍の「正当な標的」とみなされる可能性があると警告した。
リャブコフ氏はロシア国営テレビに出演し、「我々はアメリカに警告する。多くの国から集めた武器をウクライナに送り込むのは危険なだけでなく、武器の輸送車列は正当な標的になる」と述べた。>
西側諸国は軍隊は送らないが、武器を供与している。
ロシアも北部からキエフを、ロシア系国民の保護の名の元に東部で戦闘を行っていたが、武器の供給を止めるため西部にも攻撃をしようとしている。
ロシア、外国人指導の訓練施設に空爆 リビウ郊外
<【3月13日 AFP】ロシア軍が13日、ポーランドとの国境に近いウクライナ西部リビウ(Lviv)北西約40キロにある軍の訓練施設「国際平和維持治安センター(International Centre for Peacekeeping and Security)」を空爆した。オレクシー・レズニコフ(Oleksiy Reznikov)国防相がツイッター(Twitter)で明らかにした。>
既に西部にある外国人指導の軍の訓練施設を空爆している。
外国人が犠牲になると、今回のロシアの論理から言うと自国民を守るため、参戦しても良いのではないか。
それでは第3次世界大戦に拡大する可能性があるので手が出せないか。
ゼレンスキー大統領が降伏しない限り、もしくは倒閣されないとロシアは攻撃の手を緩めないのだろう。
ロシアも同じ民族と言いながら、よく民間人に攻撃をできるものだ。
これをきっかけに国連の仕組みも変わるのではないか。
露仏独の電話首脳会談開催、ウクライナ民族主義者らによる犯罪停止に向けた圧力を西側に要請
<ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はフランスのエマニュエル・マクロン大統領、及びドイツのオラフ・ショルツ首相と75分間にわたって電話会談を行った中で、ウクライナの民族主義的部隊による犯罪行為を停止させるよう、圧力の行使を要請した。>
<会談の中でプーチン大統領は、ウクライナのシロビキ(治安当局)による、人道的権利の規範侵害に関する際立った事例を指摘した。プーチン大統領によると、ウクライナ側は司法手続き抜きで反体制派に制裁を加えているほか、人質を取って住民を人間の盾として使用、さらには重兵器を学校や病院、幼稚園などの近くに設置しているという。>
ロシアのスプートニクはウクライナが住民を人間の盾として使用していると言っている。
非人道的なのはウクライナだと。
ロシアはかの国自身の理屈を持っているのだ。
これでは平行線で停戦の可能性が見えない。
飢えるイエメンの子どもたち 枯渇する支援資金
<【3月13日 AFP】中東イエメン北西部にある国内避難民キャンプのテントの中、金属むき出しのベッドの上で息苦しそうに泣くランダちゃん。3歳になるが、体重は新生児と変わらない。>
<国連のマーティン・グリフィス(Martin Griffiths)事務次長(人道問題担当)は2月の安全保障理事委員会(UN Security Council)で、「国連の主要な援助プログラムのうち3分の2近くが(1月末までに)削減または停止されている」と述べている。>
新型コロナウイルスの感染で最貧国が打撃を受けている。
お金の問題だけではなく、人の問題もあるのだろう。
もともとイエメンも内戦が原因だ。
戦争は人を不幸にするばかりだ。