マリウポリの部隊は「最後まで戦う」 ウクライナ首相が表明
<ウクライナのデニス・シュミハリ首相は17日、ロシア軍がウクライナ軍に投降するよう伝えていた南東部の港湾都市マリウポリについて、守備隊が「最後まで戦う」と米テレビ局のインタビューで述べた。>
<マリウポリについて、ロシアはほぼ全域を掌握したとしている。
一方、ウクライナのアゾフ大隊は、市内のアゾフ海を見下ろす巨大製鉄所アゾフスタリでまだ持ちこたえているとされる。>
<ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、東部ドンバス地方の領土はわずかたりとも手放さないと表明している。>
毎日、現地では陣地の奪い合いの状況が続き、予断を許さない。
どの情報が正しいのか。
いや、正しい情報をどのように理解するかが難しい。
ウクライナ軍の守る範囲が狭くなれば、ミサイルを撃ち込めばよい。
ロシア兵の犠牲を少なくするためにも真綿を締めるように攻めれば良い。
援軍がなければ籠城しても持たないのは古今東西歴史が物語っている。
最後まで戦うというのは勝てる見込みがないからか。
ウクライナ東部各地で攻撃続く ロシア側にも多数の犠牲か
<ウクライナでは17日、東部の各地でロシア軍の攻撃が続いた。ウクライナ第2の都市ハルキウの保健当局は同日、新たに5人が死亡し、13人がけがをしたと発表した。このほか、南部ミコライウなどでも終日爆撃が続いたほか、東部ドンバス地方での大攻勢に向けた動きも激化しているとされる。>
<キリスト教カトリック教会の教皇フランシスコは、17日のイースター(復活祭)のミサでウクライナでの戦争に言及した。ウクライナの平和を求める人々の訴えに耳を傾けるよう指導者に求め、同国を「残酷で無意味な」紛争に引きずり込んだロシアを批判した。>
イースターのミサでフランシスコ教皇がロシアを批判した。
ウクライナもロシアも東方正教会だが、どちらも独立した存在だ。
カトリック教会はキリスト教最大の規模なので、その影響は小さくない。
教皇フランシスコはアルゼンチン生まれで、NATO諸国とは離れた存在であり、それ以外のカトリック教徒にロシアの惨状を訴える意味は大きいものになる。
とは言え、世界がロシアと反ロシアとに分かれて戦うのは、第3次世界大戦に繋がり、教皇の真意ではないのだが。
南スーダン、900万人が援助必要に 国連
<【4月18日 AFP】国連南スーダン派遣団(UNMISS)の団長を務めるニコラス・ヘイソム(Nicholas Haysom)国連事務総長特別代表は14日、武力衝突の再発と食糧危機により、南スーダンでは年末までに約900万人に対して援助が必要になると警鐘を鳴らした。>
<2011年に独立した南スーダンでは、キール派とマシャール派の対立が2013年に内戦に発展。2018年に和平協定が締結されたが、戦闘や飢饉(ききん)によりこれまでに約40万人が死亡している。>
世界がウクライナに目を向けるが、南スーダンも酷い状況になっている。
ウクライナから小麦が輸出されなくなると価格が上がり、支援もままならなくなる。
ウクライナに兵器を支援するお金でどれだけの南スーダンの人が助かるのか。
やはり、白人と有色人種の差別があるのだろう。
いや世界は残酷だ。
資源をめぐって内戦状態の国には関わりたくないのが本音だろう。
日本も同じ。
選挙の票にならないことはやらない。
いや、円安になろうと何もしない政府だから。
何もしないことで支持率が高いのは何故なんだろう?