英保守党の党首選始まる 8人が立候補、ジャヴィド氏は辞退
<イギリスの与党・保守党は12日、ボリス・ジョンソン首相の党首辞意表明に伴う党首選を開始した。この日、立候補が締め切られ、20人の推薦人を集めた8人が正式に出馬した。出馬の意向を示していたサジド・ジャヴィド前保健相は、期限の数分前に辞退を発表した。>
<これにより、ケミ・ベイドノック前レベリング・アップ担当相、スエラ・ブレイヴァーマン法務長官、ジェレミー・ハント元保健相、ペニー・モーダント外交政策担当相、リシ・スーナク前財務相、リズ・トラス外相、トム・トゥーゲンハート下院外交委員長、ナディム・ザハウィ財務相の8人がイギリスの次期首相の座を争う。>
<保守党の党首選ではまず、下院議員による複数回の投票で候補が2人まで絞り込まれる。>
<候補者が2人になった後は、全国16万人の保守党員による郵便投票が行われ、最終的な勝者は9月5日に発表される予定。>
【解説】 英保守党党首選、ジョンソン氏の後任は誰になるのか?
<英与党・保守党は、ボリス・ジョンソン首相が党首を辞任すると表明したのを受け、12日に党首選を開始した。8人の議員が出馬を表明し、ジョンソン氏の後任を狙っている。>
立候補者は男女同数。
それだけ女性の閣僚経験者が多いのだろう。
肌の色もいろいろ。
多様性が反映されている。
候補者はおのおのが20名の推薦人を集めるのだ。
日本でいう派閥がないのでこれだけ立候補できる。
保守党の党首を選ぶのもルールに基づき透明性が確保されている。
7月12日から9月5日まで長期戦だ。
その間はジョンソン首相が執行するのだが、ウクライナ問題などを抱え大変な時期だ。
保守党として、やる方向性は変わらないのだろう。
米・EUが計3700億円の支援表明 ウクライナ、提供武器でロシアに反撃
https://www.afpbb.com/articles/-/3414221?cx_part=latest
<【7月13日 AFP】米国と欧州連合(EU)は12日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、合わせて約3700億円の支援を表明した。>
<ウクライナ軍当局は同日、ロシアが支配するウクライナ南部ヘルソン(Kherson)州のノバカホウカ(Nova Kakhovka)を攻撃し、大砲や装甲車、弾薬庫を破壊したと発表した。一方、現地の親ロ派当局は、攻撃により民間施設が損傷し、少なくとも7人が死亡したと主張。死者数については裏付けが取れていない。>
<軍事アナリストは、米国からの高機動ロケット砲システム(HIMARS)など、西側諸国からの新たな武器供与により、ウクライナ軍が前線を超えてロシア支配地域の内部まで攻撃できるようになったとみている。>
ゼレンスキー氏、「現代的な火砲」を称賛 ロシアの弾薬庫を攻撃後
<(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、ウクライナ軍が新たにロシアの弾薬庫を攻撃した後に演説を行い、欧米から供与された「現代的な火砲」の成果を称賛した。>
<ウクライナはここ数週間、ロシア支配地域の奥深くにある武器庫を狙うため、米国から供与された高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」などの西側製兵器を使用している。>
ウクライナもロシア本土ではなく占領された自国にあるロシアの兵站基地を狙って攻撃している。
これに占領地でのゲリラ戦が加われば、ロシア軍も制圧する人数が足りないので、ロシア本国から兵が投入される。
また、停戦が遠のいた。
ロシアとウクライナ、トルコで穀物輸出協議へ 国連も参加
<【7月13日 AFP】ロシアとウクライナは13日、トルコのイスタンブールで同国と国連(UN)の代表者が参加する会合を開き、ウクライナ産穀物の黒海(Black Sea)を経由した輸出再開に向けた協議を行う。トルコが12日、発表した。>
<ロシア政府は12日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が19日にイランの首都テヘランを訪れ、エブラヒム・ライシ(Ebrahim Raisi)大統領とトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領と会談すると発表した。3首脳は、11年以上続くシリア内戦の和平協議を行う予定。>
トルコがイニシアチブを握ろうとしている。
トルコはNATO加盟国であるが、EUには加盟できていない。
ここで実績を作ってEUに加盟することが利益になると考えているのだ。
プーチン大統領とサシで話せるのはエルドアン大統領だけだ。
日本も安倍さんが首相であったら違った展開になっただろう。
タラレバは仕方がないが。