米軍、中国の気球を撃墜 大西洋上で
<米国防総省は4日、中国の偵察気球を大西洋の米領海上で撃墜したと明らかにした。アメリカは、中国の気球がアメリカ各地の重要軍事施設を偵察していたとしている。>
<中国外交部は、「民間の無人飛行物体に対するアメリカの武力使用を非常に不快に思い、強く抗議する」と声明を発した。>
<気球の残骸は、サウスカロライナ州マートルビーチ沖の水深14メートルの場所に落下したという。米軍の想定よりも水深が浅い地点での落下だったと、関係者は米メディアに話した。>
<中国側は先に、米領空に侵入に迷い込んだ物体が中国のものだと認め、気象調査に使用する民間飛行船が悪天候のために針路を外れたと説明していた。>
<米国防総省は3日、中国の別の偵察気球がアメリカから南の中米上空で発見されたと発表。コスタリカやヴェネズエラの上空で確認されたという。
これについて中国政府は今のところ、公式にコメントしていない。>
墜落しても、地上に被害が出ないように海上に出てから撃墜した。
戦闘機よりも高く、衛星より低い高度でそこは宇宙にはならないのかグレーな部分かも。
中国は民間の気球を墜落させたと非難するが、カナダからアメリカ大陸を縦断してそれは無いんだろう。
気球はレーダーで見つけにくいというが、日本領空内に入ったら自衛隊はどうするのか。
まさか、在日アメリカ軍に依頼なんてことないよね。
30年間給料が上がらない日本の労働者、企業への賃上げ圧力高まる
<香港/東京(CNN) 時吉秀弥氏(54)が英語教師としてのキャリアを東京でスタートしたのは、およそ30年前のことだ。
それ以降、同氏の給料はほとんど横ばいだった。そこで3年前、昇給への望みに見切りをつけ、本の執筆を始めることにした。>
<時吉氏を含む世代の日本の労働者は、その職業人生を通じほとんど賃上げの経験がない。現在、数十年に及ぶデフレの後の物価上昇を受け、世界3位の経済大国は生活水準の低下という重大な問題の考察を余儀なくされている。企業もまた、賃上げへの強い政治的圧力に直面する。>
これは失われた30年だ。
一方、大企業に就職すると少しは給与は上がっている。
ただし、年功序列ではなく、成果重視に評定が変わってきている。
だから、70代以上の人と比べれば、平均的な給与は少なくなっているだろう。
ここ数年入社した人たちはもっと厳しくなるだろう。
成果によって、格差ができる。
大企業は底上げできるだろうが、中小企業は難しい。
そもそも首相が賃金を上げろというのはおかしい。
企業が上げる環境を作るのが政府の仕事だ。
この失われた30年は経済成長する環境を作らなかった政府に責任があるのではないか。