不敬罪廃止求め女性2人がハンスト、50日目に突入も支持広がらず タイ
<【3月8日 AFP】タイで、厳格な不敬罪の廃止を求めて女性2人が行っているハンガーストライキが8日、50日目に入った。だが、総選挙が近いことや政府が反体制派の取り締まりを強化していることなどから、ハンストへの支持は広がっていない。>
<不敬罪の問題に詳しい司法支援団体「タイ人権弁護士センター(TLHR)」のクリッサダーン・ヌッタジャラット氏は、「当初は多くの人が集まっていたが、ハンストが続くにつれ減ってきた」と述べた。今では病院の外にいる2人の支援者よりもジャーナリストの数が多くなっている。>
戦前は日本にも不敬罪があったが、敗戦により無くなってしまった。
戦前と戦後で日本の文化の変化が法律に反映していると思えばわかり易い。
タイはまだ、ずっと王室の権威を保つという文化が根付いている、もしくは与党がその法律を利用して反政府運動を抑えているのだ。
だから、野党が政権を取って、となるのだが、支援者より、報道の数が多いぐらいのだから、国民も反対が少ないのだろう。
我々が違和感を感じたとしてもそれがタイの文化なのだ。
日本政界の性差別に立ち向かう……東京・杉並の女性区長
<岸本聡子氏(48)は、東京23区の区長は孤独な仕事だと感じている。>
<日本は世界3位の経済大国だが、ジェンダーギャップ指数では散々な結果が出ている。世界経済フォーラムが2022年7月に発表した最新の報告書では、日本は146カ国中116位だった。
主要7カ国(G7)に絞ると、日本はジェンダー格差問題への取り組みで最下位にいる。女性が首相になったことはなく、現在の内閣にはたった2人しか女性がいない。>
<今なお、女性は家事や育児、介護をすべきだという伝統的な社会通念が、女性の政界進出を非常に難しくしていると、岸本氏は付け加えた。
勇敢にも政治の道を選んだ別の女性も、ひんぱんにミソジニー(女性嫌悪)とハラスメント(嫌がらせ)に対処しなければならないと語る。>
東京の女性区長が性差別立ち向かうなら、地方ではもっと酷い状態だろう。
大企業には女性の総合職が増え、役員になる女性も昔より増えたが、以前男性社会だ。
会社は株主や投資家に良い顔をしないといけないので、女性の活用は増える可能性が大きい。
しかし、政治の場は選挙民がその気にならないと女性の進出は難しい。
ならば、クオーター制を導入すべきではないか。
反対するのは、男の妬みなのだろうか。