WHO、中国シノファーム製ワクチンの緊急使用を承認/沖縄知事がバーベキューと投稿

今日も一粒万倍日だ。

WHO、中国シノファーム製ワクチンの緊急使用を承認 欧米以外で初


<世界保健機関(WHO)は7日、中国国営企業シノファーム(医薬集団総公司)が開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認した。欧米以外で開発された新型ウイルスワクチンの承認は初めて。>
<中国の科興控股生物技術(シノヴァク・バイオテック)が開発した別のワクチンについても、数日中に緊急使用の可否が決まる見込み。また、ロシア製ワクチンについては現在、評価作業が進められている。>
<世界的な保健機関であるWHOからの承認は、各国の規制当局にとってワクチンが安全で効果的だと示すガイドラインとなる。>
WHO、中国のコロナワクチン初承認 シノファーム製

<【5月8日 AFP】世界保健機関(WHO)は7日、中国医薬集団(シノファーム、Sinopharm)が開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認した。WHOによる中国製ワクチン承認は初めて。>
<WHOはこれまで、米ファイザー(Pfizer)と独ビオンテック(BioNTech)の共同開発ワクチン、米モデルナ(Moderna)、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチン、韓国とインドで製造された英アストラゼネカ(AstraZeneca)のワクチンの緊急使用を承認していた。>
<シノファーム製ワクチンは2回接種型。AFPの集計によると、すでに使用が始まっている国・地域の数は42で、アストラゼネカ(166)、ファイザー・ビオンテック(94)、モデルナ(46)に次いで世界で4番目に多い。>

WHOのガイドラインに関わらず、日本ではファイザー製のワクチンしか認可されていない。
来年、モデルナ社とノババックス社から供給を受けるれるように調整している。
おまけに接種体制がきちんとされていない。
<ロイター通信は7日、日本国内に到着した新型コロナウイルスワクチンは2800万回分に達したが、接種が完了したのは15%程度の400万回超で、約2400万回分が「(接種を担当する)人手や手配上のボトルネック」によって使われないまま残っており、接種ペースは「遅いままだ」などと批判的に報じた。>
比較するのはおかしいが、オリンピックの医療体制より、国民への接種体制の方が重要ではないか。

シノファーム製のワクチンはアフリカや南米、アジアの貧困国に出回っているが、欧米のワクチンと比較して効果が落ちる。
おまけに中国製ワクチン接種者は中国に入国する際に優先される。
今回のWHOの承認は中国の国策を後押しするものだ。
日本は経済での中国依存度が高い。
中国へ入国するビジネスマンのためにシノファーム製のワクチンを承認するか。
自国でワクチンを開発しないと国際競争力が落ちるばかりだぞ。

沖縄知事がバーベキューと投稿


<沖縄県の玉城デニー知事が大型連休中、ツイッターに親族とバーベキューをするとの趣旨の投稿をしていたことが7日分かった。県は新型コロナ対策として飲食につながるイベントの自粛を要請中で、投稿には批判が集中。玉城氏は同日、「不快な思いをさせてしまったことには反省している」と陳謝した。>

人口当たりの感染者数を見ると沖縄県は上位に入る。
トップが不用意な投稿をしてどうするのか。
これが首相や大臣であれば、野党は辞任を要求するだろう。
非常時にトップを変えることは愚策というものの、器で無い人を据え置くのも問題だ。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(7日午後7時時点) 死者325.8万人に


<【5月7日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間7日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は325万8595人に増加した。

これまでに世界で少なくとも1億5598万1070人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

6日には世界全体で新たに1万3956人の死亡と85万571人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの3915人。次いでブラジル(2550人)、米国(776人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに58万64人が死亡、3260万5023人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は41万6949人、感染者数は1500万3563人。以降はインド(死者23万4083人、感染者2149万1598人)、メキシコ(死者21万8173人、感染者235万8831人)、英国(死者12万7583人、感染者442万8553人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの293人。次いでチェコ(276人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(267人)、モンテネグロ(243人)、北マケドニア(242人)となっている。

地域別の死者数は、欧州が108万6526人(感染5124万3444人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が94万3892人(感染2955万7728人)、米国・カナダが60万4552人(感染3386万7256人)、アジアが36万5219人(感染2865万88人)、中東が13万3721人(感染800万8076人)、アフリカが12万3625人(感染461万526人)、オセアニアが1060人(感染4万3956人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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