2017/08/21 朝日天声人語。

天皇陛下のご譲位に絡め、和暦の不便さ、公文書の西暦使用への転換を論じている。

いち宗教由来の西暦を世界共通の暦とするのは、まぁ、戦勝国が自国のスタンダードを押し付けるのは当然だろうから、西暦が国際標準でも仕方がない。グローバルな経済活動の効率性を考えても、そりゃ西暦のほうが楽だろう。 だが和暦を廃する理由にはならない。世界においても独自の暦を使用している国は多い。

イスラムが世界を支配したら、イスラム暦が標準になるだろうか?

大東亜戦争で連合軍が勝利していたら、世界の暦は皇紀または和暦が使用されただろうか? (ドイツ帝国は西暦? ならやはり西暦が標準になるかな)

一昔前の朝日なら即和暦廃止論だったろう。今日の記事は、各方面の顔色をうかがっているのか単なる日和見か、和暦と西暦の併記を使用し一応はゆるやかな切り替えを促している。

朝日の姑息なところは、暦をダシに天皇制廃止を目論んでいることが行間からすけて見えることだ。姑息にも記事中では「元号」と表記し”わざわざ”中国由来を強調している。

だいじなことなので、2度言いました:姑息。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする


PAGE TOP