5月1日から特別定額給付金のオンライン受付が始まっています。
マイナンバーカードで申請するやつ。今、そもそものマイナンバーカード自体の申請が混み合って来てますね。
オンライン申請で重要なのは、予めマイナンバーカードに電子署名を登録してもらう必要があるということ。これが入っていないと給付金の申請ができません。そう、マイナンバーカードだけでは申請できないんです。
電子署名の登録はマイナンバーカードの発行とは別になっている自治体が多いので、注意しましょう。
マイナンバーカードの有効期限は10年ですが、電子署名の期限は5年です。マイナンバーカード導入初期にカードを作成した人は電子署名の更新案内が届いてる人も多いはず。給付金申請の前に電子署名を更新しておきましょう。
なお、オンラインで先に申請したからと言って、給付金が先にもらえるとは限らないので注意が必要。給付時期については各自治体の案内も確認しましょう。
●給付金の申請前に準備しておくもの
・マイナンバーカード(電子署名入り)
・ICカードリーダ(個人で持ってる人は少ないと思う)
これは、対応スマホでも代用できるみたい
・振込先通帳(またはクレジットカード)の確認できる画像。スキャン画像または写メ。申請時にアップロードします
・マイナポータルAP(申請に必要なブラウザプラグイン。途中でインストールします)
●申請手順
①まずは申請サイトにアクセス。
お住まいの市町村や、お使いの環境がオンライン申請に対応しているかどうか、チェック。
(各自治体の給付案内のページから、ここへ誘導されます)
対応していれば、申請に進むことができます。
②画面に従い必要事項の入力。
マイナンバーカードの読み込み、暗証番号、電子署名の認証を進めていきます。世帯の構成メンバーの名前も入力。ここでマイナポータルAPのインストールも行います。
③振込先情報の入力。
銀行、ゆうちょ銀行などの口座情報を入力。確認のために同内容を証明する画像をアップロードします。
④控えの保存
申請できたら申請内容の控えがダウンロードできるので、保存しておきます。
●実際やってみて気づいたこと
予備知識なしで進めたので、プラグインのインストールや通帳画像の用意などを途中で行ったが、全体でも2~30分で申請できた。
しかし、電子署名やICカードリーダが必要というのは個人で申請するにはハードルが高いのではないか。
役所で、「電子署名の利用にはICカードリーダが必要」というのは説明されているはずだが、「それなら(そんなに使わないから)電子署名なんかいらないや」とい人も多かったはず。
まさかこんなことで利用することになるとはね。。。
●危惧すること
これを機会に、ICカードリーダが品薄になるんじゃないか? 買占め・転売が起きるんじゃないか?
オンライン登録代行詐欺が増えるんじゃないか?
※追記
給付金申請については詳しい手順がこちらに紹介されています。