昨年は悔しい思いをした藤井聡太七段も今年は満を持しての9連勝でB級2組昇級を決めた。途中まで観ていたが、その後ほどなく終局したようだ。
高野六段と言えば、藤井聡太の四段時代「性能の良いマシンが参戦すると聞き、フェラーリやベンツを想像していたらジェット機が来たという感じ」と当時の衝撃を語った事で有名だ。なかなかの中年の星、ナイスガイである。
その高野六段が対局前「今までにないほど勉強している」と並々ならぬ準備をしていたようである。然るに異常天才には敵わなかったが、悪手の見当たらない熱戦を演じた。
藤井聡太七段との対局に向けて 47歳おじさん棋士は「今までにないほど勉強している」 | 観る将棋、読む将棋
今期好調、高野秀行六段インタビュー #shogi #将棋 #文春オンライン https://t.co/EZscRht7yC— 銀杏(ぎんなん)@将棋ライター (@ginnan81) February 3, 2020
角換り腰掛銀で先手が微差のリード。高野六段が80手△6七歩打と先手玉のそばにイヤミをつけて反撃かと思った矢先、▲3三桂成の成り捨て、金を吊り上げて▲2三角~▲6七角成で磐石の火消し。作った馬をぶった切って一気に攻め込んで99手▲3三銀打ですんなり投了。
高野六段の将棋教室の教材になるような綺麗な棋譜である。
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