<【9月19日 AFP】悪臭を放つ使用済み紙おむつが増え続け現状を見かねたオランダの企業が18日、この廃棄物を利益に変える国内初の再生利用工場の建設を開始した。>
<「使用済み紙おむつを40バールの圧力下で250度まで加熱すると、あらゆるものが液化する」とアレンズ氏は説明し、「その後に冷却すると、プラスチック化合物の粒が浮き上がり、基本的には汚水である残りの内容物と分離される」と続けた。>
紙おむつに使うプラスチックは、大きく二つに分けられる。
一つがおむつカバーに使用する樹脂。
もう一つが尿を吸い取る吸水性樹脂だ。
これら性質が異なる樹脂を混ぜて使う用途は何だろう、と疑問に思う。
ペットボトルの回収でさえ、ボトル部分とキャップ部分は分別する。
正確に言うとボトルの口の部分はキャップと同じ材質なので、再生時に切り取る。
素人考えでも透明なボトル部分と白いキャップ部分の樹脂とを混ぜてしまうと斑になるのではと思うだろう。実施にキレイに混ざらなく、再生樹脂として役に立たない。
同じことが紙おむつのプラスチック再生についても言えるのだ。
異なる性質の樹脂が分離できるのであれば問題ないのだが、溶融後に固化した樹脂を分離するのは一般に難しい。
さて、どうするんだろう。
食物連鎖に影響も、マイクロプラスチック摂取する蚊の幼虫 研究
<【9月19日 AFP】蚊の幼虫によって摂取されたマイクロプラスチックが、成虫の体内でも確認されたとの研究結果が18日、発表された。そのまま食物連鎖の頂点にたどり着くことも考えられるため、汚染物質が環境に被害を及ぼす別の経路となっている可能性もある。>
<研究では、日用品に含まれる極小のプラスチックビーズと同様の微細粒子を蚊の幼虫が摂取するの確認し、その後に成虫となって死ぬまで観察を続けた。その結果、プラスチック微粒子の多くが蚊の成虫の体内にも存在していることが分かった。>
<これは蚊を捕食する生き物もプラスチックを摂取していることを意味している。>
<今回の研究は、実験室での観察を基本としているが、研究者らは、自然界ではすでにこうした現象が既に起きている「可能性がかなり高い」とみている。>
マイクロプラスチックの多くはプラスチック容器・包装などを捨てたものが分解したものである。
そのマイクロプラスチックが食物連鎖によって、人間に影響をおよぼすかもしれないという警鐘だ。
プラスチック容器・包装は、軽い・安価である。
人間にとって便利なだけでなく、商品輸送でのエネルギー消費量を激減させた。
それを安易に捨てることによって連鎖的に人間に悪影響を及ぼすとは皮肉である。
日本は家庭用のゴミに対してはきちんと処理できている。
家庭外のゴミは人それぞれ。
出したゴミは家に持って帰る、ゴミ箱に捨てるを各自が徹底しなければならない。
海に捨てるなど論外である。
トランプ政権の暴露本、発売から1週間で売り上げ110万部
<【9月19日 AFP】米出版大手サイモン&シュスターは18日、ドナルド・トランプ米政権の内幕を暴露したベテラン記者ボブ・ウッドワード氏の新著「FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実)」が、発売から1週間で110万部の売り上げを記録したと明らかにした。>
<サイモン&シュスターによると、357ページから成る同書は発売日の今月11日にデジタル版なども含め計90万部売れ、すでに10度目の重版が決定しているほか、米国以外の24か国でも出版の予定だという。>
この出版も11月に行なわれる中間選挙で共和党の過半数割れ、そしてトランプ大統領の弾劾を狙うための駆け引きのひとつだ。
米国以外の24か国でも出版予定というのは、トランプ大統領への関心が高いゆえだ。
アメリカ国内では支持者が多いため、ここまでの策を弄するのか。
この状況の中、鈍感力が優れていなければ大統領などやってられないのだろう。
第一次安倍政権は、首相の体調が悪いのはもちろんだが、少しだけ神経質だったので辞任したかもしれない。
麻生さんは鈍感力が優れがゆえに解散時期を逃しなのかもしれない。
民主党の鳩山、管、野田さんたちは神経質で短期間しか内閣を維持できなかったのだろう。
いずれにせよ国のトップは、まともな精神ではやっていけないのだ。