コーヒーが絶滅の危機?

コーヒー種の60%が絶滅の危機、行動すべきは「今」


<【1月17日 AFP】野生種のコーヒーの5分の3に絶滅の危険性があると警告する最新の研究論文が16日、発表された。世界で愛飲されているコーヒーの未来が、気候変動、病気、森林伐採の破壊的な組み合わせによって脅かされているという。>
<世界のコーヒー生産は現在、アラビカ種とロブスタ種のわずか2種のみに依存している。>
<野生のアラビカ種が生育するのはエチオピアと南スーダンの2国だけだ。>

<長期的には、この極めて重要な資源が失われないようにするために今すぐ行動しなければ、コーヒー農業に輝かしい未来はないということだ>

もともと喫茶店に入ることがほとんどなかった。
7年前に部署を異動してから変わった。
当時、出張が多く、時間調整でスターバックスをよく利用した。
銀座マロニエ通り店ではリザーブという出来立てのコーヒーが飲めた。
飲むごとにそのコーヒー種の説明が書いたカードとそのシールが貰える。
東京出張の際はその店を利用したのでカードが貯まった。
見返すとインドネシア、アメリカ、ザンビア、ブラジル、コロンビア、タンザニア、ペルー、ベトナム、ジャマイカ、コスタリカ、グアテマラ、パナマ、ケニア、エチオピア、ニカラグア、エルサルバドル、カーボヴェルデ、マラウイ、パプアニューギニア、ウガンダ、エクアドル等々。
少なくともこれだけの国で生産しているのに、たった2種に依存しているとは驚きである。
ちょうど家ではスタバの福袋に入っていたハウスブレンドを飲んでいる。

1995年の1月17日に阪神淡路大震災が発生した。
当時、千葉に住んでいて大阪にある実家となかなか連絡が取れず心配した。
父は仕事で東京に居て、当日帰阪するという。
神戸、西宮の東隣にある大阪空港は動いていたのだ。
その周辺では古い家が壊れ、犠牲者も出ていた。
阪急電車はレールが歪み全面運休。
地震はある地層に沿って伝わるものなのだ。
飛行場は幸いにもその動線から外れたのだ。

当日、実家では北側に据え付けた本棚が崩れた。
本棚の下には私のベッドがあった。
地震前の正月、地震後には出張でベッドで寝ていた。

地震は予知できない。
昨年6月の大阪北部地震でもワンブロック南側に住んでいる人が本棚に押しつぶされて亡くなった。
地震対策は重要である。
それでも偶然が運命を左右する。

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