延命か安楽死か、誰の判断が優先されるのかをきっちりしてね

植物状態の男性、裁判所が延命治療の再開命じる フランス


<【5月21日 AFP】フランス・パリの控訴院は20日、同国ランス(Reims)の病院で10年間植物状態となっている男性、バンサン・ランベール(Vincent Lambert)さん(42)の生命維持装置を再開するよう命じた。ランベールさんの担当医らは、この数時間前に延命治療装置の停止に踏み切っていた。>
<延命治療中止に断固反対してきたランベールさんの母親ビビアンさんは20日、AFPの取材に対し興奮気味に「彼らはバンサンを消し去ろうとしていた。これ(裁判所命令)はとても大きな勝利。バンサンへの栄養と水の補給が再開される。今回は裁判所を誇りに思う」と語った。>
<ランベールさんの妻のラシェルさんも同日、仏放送局ラジオ・テレビ・ルクセンブルク(RTL)のラジオインタビューに応じ、「(生命維持装置を外して)夫が逝くのを見届けることは、夫が自由の身になるのを見ることでもある。人にはそれぞれ異なった意見や信念を持つことができる。しかし何よりも、私たちをそっとしておいてほしい」と述べた。>

誰の意見が尊重されるのだろうか。
家族の中でも死生観が異なる。
本人が判断できない中、法定代理人になっている妻の判断が一番大きい。
10年間見守ってきて、何も変化がない。
金銭的にも精神的にも追い込まれる。
苦渋の選択だ。

この家族の行為が政治的あるいは宗教的な問題に巻き込まれる恐れがある。
法律の不備が家族たちを不幸にするかもしれない。
日本で法制化する時はきちんとしてね。

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