英旅行大手トーマス・クックが破綻、旅行者60万人足止め
<【9月24日 AFP】英旅行代理店トーマス・クック・グループ(Thomas Cook Group)が23日、経営破綻した。世界中で旅行者約60万人が足止めされる事態となり、同国政府は第2次世界大戦(World War II)以来最大の帰還措置を講じる必要性に迫られている。>
トーマスクックと言えば、トラベラーズチェックを最初に発行した会社だ。
旅行に関わるものすべてに携わっていた印象がある。
特にヨーロッパへの旅行にはトーマス・クックの時刻表が必携であった。
列車の発着時刻を知るだけではない。
窓口で乗車券を買う時に時刻表を指差すだけで事が足る(時刻表は2013年に休刊)。
そのトーマス・クックが経営破綻した。
傘下に航空会社を持っており、全線ストップだ。
EU離脱の影響で旅行者が減ったのが原因ともいう。
ネットで飛行機もホテルも取れる時代、旅行会社の生きる道はどこにあるのか。
格安旅行は競争が激しく、日本でもいくつかの会社が破綻しツアー利用者が泣いた。
今やジャパネットたかたがクルージング船をチャーターするように他業種からの参入もある。
旅行業も総合的ではなく専門化しないと生き残れないのか。
スイス・アルプスで氷河の「葬送行進」 250人が喪服で登山
<【9月24日 AFP】気候変動への懸念が世界各地で高まる中、スイスのアルプス山脈(Alps)で22日、氷河の消失を悼む「葬送行進」が行われた。黒い服に身を包んだ約250人は、重苦しい空気に包まれながら標高2700メートル付近まで後退した氷河の先端まで、2時間かけて山を登った。>
西南極の氷融解と世界の沿岸地域への影響、専門家が解説
<【9月24日 AFP】世界の沿岸地域とそこに住む何億もの人の運命は、西南極(West Antarctica)の氷の融解が今後どうなるかにかかっている。西南極の氷の融解が今のままの速度で進めば、世界の海面は少なくとも3メートル上昇すると考えられているためだ。>
温暖化ガスの影響を伝えるニュースは北半球が多い。
もちろん陸地の占める大きさが違うことに起因するのだろう。
南極の氷は海に落ちてから融ける。
氷が海に落ちるのは温暖化ガスの影響なのか。
そもそも南極大陸に氷ができるメカニズムはどうなっているのか。
氷が大陸に作られるのと海に落ちるのとの競争だ。
ここに温暖化ガスがどのように影響しているのか。
真の原因を明確にしないと温暖化ガスを削減できても氷の融解が止まらない場合がある。
スイス・アルプスの氷河が無くなるのも真の原因は何なのか。
気温上昇の原因は温暖化ガスだけで片付けられるのか。
一所懸命にやっていることが効果がなかったではむなしいではないか。