日本は温暖化対策にどう取り込むのか

「温暖化は自然による人類への抵抗」 グテレス国連事務総長


<【12月2日 AFP】国連(UN)のアンントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は1日、気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)の開幕を前に記者会見し、人類を脅かしている地球温暖化の壊滅的な影響は、人類に痛めつけられている自然界からの抵抗だと警告した。>
<同氏は「気候変動に関連した自然災害は、頻度も威力もより増しており、さらに多くの犠牲者を生んでいる」と警告。>
<グテレス氏は、気候変動はもはや長期的な問題ではないとし、「われわれは今、地球規模で気候危機に直面している。取り返しのつかない段階に到達するのは遠い将来の話ではなく、間近に迫っており、われわれに向かって急速に近づいてきている」と訴えた。>

国連事務総長が「人類を脅かしている地球温暖化の壊滅的な影響は、人類に痛めつけられている自然界からの抵抗だ」とは無責任な発言である。
これまでの人類の進歩への否定であり、これから発展しようとする開発途上国の進歩を否定するかのように感じる。
国の発展に従い、生活が豊かになれば、エネルギー消費量が増え、温暖化ガスも増えるのは道理である。

2015年12月に採択されたパリ協定での日本の目標は、2030年までに、2013年比で、温室効果ガス排出量を26%削減することだが、それでは不十分という。

だとすれば、2030年までに、石炭・石油発電所を原子力発電所に変える、すべて電気自動車や燃料電池自動車に変える、などなど劇的な変化が必要である。
一方、その技術を開発途上国に援助することも大事だ。

実行に当たっては各所で軋轢を生む。
しかし、地球温暖化防止のためには仕方がない。
って、国民が納得するのだろうか。
地球温暖化についてマスコミの報道も増えている。
綺麗ごと(建前)ばかりでなく、不自由になる点も報道しないと、国民が判断できない。

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