癌は高所得国の疫病だったの?

パリはネズミの「オープンバー」年金改革スト、ごみ収集停止に衛生懸念


<【2月4日 AFP】フランス政府の年金制度改革に抗議するストライキで運休していた鉄道はようやく運転を再開しそうだが、改革への反感がくすぶる中、首都パリではごみ収集作業員らのストライキによる影響が出始めている。>
<近年、パリの公園ではネズミが大量発生し、当局は対応を迫られている。そうした中、ごみがあふれた市街では公衆衛生上の懸念が持ち上がり、多くのパリ市民が不満を訴えている。>
<年金制度の一本化を進めているエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)政権は、公共部門の職員を中心に適用されている早期退職制度の撤廃を目指している。しかし、ごみの収集作業員らは、自分たちの寿命はフランス人の平均よりも7年短いとして、早期退職制度の継続を求めている。>

社会保障が充実した国ほど経済成長が頭打ちになっている。
そのため、年金制度の改革(or 改悪)を推し進めている。
ごみの収集作業員らの作業環境は昔と比較して改善されているはずだ(知らんけど)。
それでも長く働けないならば致し方がないことだが、例外をどこまで認めるかが問題となる。
ストライキにより街の衛生を人質に処遇の改善を求めるのが収集作業員ら側の戦略だが、国民の支持を得ることができるか。

日本のごみ収集作業は民間委託が増えたのではないか(家の周りだけか)。
収集車はごみをかき混ぜるため後部の投入口に回転体が設置されている。
時々人が巻き込まれ、最悪の場合は死亡事故である。
もしかしたら寿命が短いと訴えるにはこのような理由もあるかもしれない。

低中所得国のがん患者、2040年までに81%増 WHO報告書


<【2月4日 AFP】世界保健機関(WHO)は4日、予防と治療のための資金不足により、低中所得国では2040年までにがん患者が81%増加すると警告した。>
<がんは長年、高所得国の疾病だと考えられてきたがもはやそれは当てはまらず、全世界で5人に1人は生涯のうち1度はがんにかかる可能性があると報告書は指摘している。>

癌はもともと所得には関係ないと考えていた。
低中所得国の寿命が伸びたこと、がんと診断できる医療機関が増加したからだ、と考える。
数字のマジックだ。
食生活を含む生活環境の変化が大きな要因となっている。
各国で何が原因で亡くなっているかを分析し、上位から対策を取ることが重要だ。
使えるお金は限りがあるのだから。

フリーランス保護に意欲 「多様な働き方」重視―安倍首相


安倍晋三首相は4日の衆院予算委員会で、飲食宅配代行サービスの配達員など企業・団体に属さず働くフリーランスの権利保護について「多様で柔軟な働き方を後押しする政府としても取り組んでいくべき課題だ」と強調した。>

ウーバーイーツ配達員の問題だ。
自民党はいつの間にか野党の言い分を取り込んでしまう。
だから政策が選挙の争点にはならない。
野党は、精神的なもの、具体性に欠けるものでしか訴えられない。
それでは勝てないというか、国民は選べない。
れいわ人気はそれを反映しているのかな。

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