中国、新型コロナ感染者の集計法を再び変更 先週に続き2度目
<【2月21日 AFP】中国は20日、新型コロナウイルス感染者の集計方法を再び変更したと述べた。今後集計に含まれるのは、精度の高い臨床試験で感染したと診断された人のみに限られるとしている。>
初めてのウイルスで診断方法が確立しない中で集計方法が変更するのは仕方がない。
その説明が納得できるものであれば問題ない。
一方、日本政府当局の反応はどうだろう。
クルーズ船の検疫態勢、「カオス」との批判に当局が反論
<【2月21日 AFP】新型コロナウイルスの集団感染が確認され、横浜港で検疫下に置かれていたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス(Diamond Princess)」からは、20日にも250人近い乗客が下船した。>
<これに対し当局は、検疫態勢に不備はなかったと反論。危険区域と安全区域は厳密に分けられ、また汚染された防護装備を安全に脱ぐための専用場所も設置されていると述べた。>
検疫態勢に不備はなかったと反論している。
クルーズ船に入った政府派遣の職員が感染しているのにも関わらずだ。
メディアへの対応が世界中に流れる。
ミスを認めないと対策できない。
次も同じような場面に出会ったときも同じ過ちを繰り返す可能性が大きい。
そのような中、防衛大臣は、
自衛官の防疫、「厚労省上回る態勢で」 河野防衛相
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020022100651&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
<河野太郎防衛相は21日の記者会見で、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」内で支援活動に当たる自衛隊員の防疫について、「厚生労働省の防護基準を上回る態勢で支援を続けたい」と述べた。政府職員に感染者を出した厚労省基準に不安があるとみられ、「隊員が一人も感染することなく安全に戻ってくることが重要だ」と強調した。>
緊急事態にこそ自衛隊の真価が問われる。
最初から自衛隊を出動させよ、と言うのは後出しじゃんけん。
無事に任務を達成できますように。
新型ウイルスで明らかになった中国嫌悪のさまざまな形
<サミ・ヤンさんが初めて異変に気づいたのは、ベルリンでかかりつけの医師の元へ行ったときだった。ヤンさんはすぐに、診療所の中に入ることを禁じられた。>
<「そこで医者から、『例の中国ウイルスがあるので、中国人の患者は受け入れていない』と言われた」と、ヤンさんはBBCに語った。>
<中国や中国人に対する差別は今に始まったことではない。シノフォビア(中国嫌悪)は過去数百年にわたり存在し、記録されてきた現象だ。>
<現在巻き起こっているシノフォビアは、中国政府の対応が原因だとみる向きもある。これには現在のウイルス対策に加え、近年のグローバル社会での振る舞いも含まれている。>
中国が大国となる過程で諸外国、あるいはその国民との軋轢がある。
(日本も昔はそうだったのかも、今は落ちぶれているから……..)
コロナウイルス騒ぎで再燃しただけで根底に流れているのだ。
街中でバカでかいスーツケースを転がして団体行動するので他の歩行者が歩きにくい。
そう中国人は4~5人以上の団体行動が目に付く(いや、中国人に限らず、歩道を横並び3人で我が物顔で歩くおっさん、おばちゃんと一緒だが、いずれ誰しもおっさんやおばちゃんになるので区分けできない)。
人は周りから浮くことや分からないことにに対して恐怖を抱く。
それが嫌悪感へとつながる。
ダイバーシティを認めるといっても訳のわからないものは認められない。
例えば、女性の権利が認められて百年もたたない。
まだまだ時間がかかる(生きている間には確認できない)。