バイデン氏、引き続きトランプ氏を大幅リード 米世論調査
<米紙ワシントン・ポスト(WP)とABCニュースが実施した最新の世論調査で、大統領選の民主党候補指名を確実にしているバイデン前副大統領が、トランプ大統領を大幅にリードしているとの結果が出た。>
<統計学に基づく世論調査は1930年代に始まったが、大統領選の年に毎月、各社による世論調査の平均支持率が現職を上回っているのはバイデン氏が史上初。トランプ氏との差は4ポイントを下回ったことがなく、今月も6ポイントの水準を維持している。
その背景にはトランプ氏の不人気があるとみられる。トランプ氏の支持率から不支持率を差し引いた数字は、WP/ABCの最新調査でマイナス8ポイント。各社の平均でもマイナス10ポイント前後で、過去3年間ずっとプラスに転じたことがない。
差し引きの数字が現時点でこれほど低かった歴代大統領の例としては80年のカーター氏と92年の父ブッシュ氏が挙げられるが、いずれも再選を果たすことができなかった。>
バイデン候補が有利に選挙戦を進めている。
トランプ大統領にとっては新型コロナウイルスで景気が悪化したのが痛い。
逆転を狙って、トランプ大統領が何をしでかすのか。
世界を揺るがすようでないと効果が弱い。
それはアメリカ崩壊の一歩、いやもっと進んでいるかもしれない。
米ニューヨークに夜間外出禁止令、抗議デモ激化で
<【6月2日 AFP】米国で黒人男性が警官に膝で首を押さえつけられて死亡した事件に対する抗議行動が全米に拡大し、暴力沙汰や略奪が日常的に起きる中、ニューヨークのビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長は5月31日、午後11時から午前5時までの外出禁止令を宣言した。>
<ニューヨークがパンデミック(世界的な流行)の一大中心地となった新型コロナウイルスが、数千人単位の大規模なデモによって拡散する可能性に懸念を表明。自らも「抗議する人々とそのメッセージを支持する」と述べつつ、「ニューヨーク市で続いている暴力と略奪は、市、州、そして国全体の抗議運動にとって有害であり、大義を損ない、大義から注意をそらすものだ」と批判した。>
抗議運動で人が集まり、感染が拡大しては本末転倒だ。
暴力や破壊は何も解決しない。
本質が歪められるだけだ。
トランプ米大統領、騒乱鎮静に軍の投入も辞さないと 「法と秩序の大統領」自認
<白人警官に首を圧迫されて黒人男性が死亡した事件を受けて、アメリカ各地で抗議や騒乱が続くなか、ドナルド・トランプ米大統領は1日夜、ホワイトハウスで演説し、事態の鎮静に陸軍の投入も辞さない姿勢を示した。野党・民主党の知事などからは強い反発が出ている。>
軍隊を出して鎮静化させるなんて、自由の国アメリカがやることではない。
これでは中国に足をすくわれるぞ。
ロックダウンに悲喜こもごも 観光公害解消を歓迎する住民も
<【6月2日 AFP】スペイン・バルセロナ(Barcelona)のグエル(Guell)公園を歩く親子、クロアチア・ドゥブロブニク(Dubrovnik)の大理石の通りで静寂を味わう男性、ポルトガルの首都リスボン旧市街の静けさを満喫する女性。普段は観光客の喧騒(けんそう)で知られる三つの都市は今、異常なほど静かだ。>
<「この(ロックダウン)期間が終わるのを残念がる時が来る」と言うパベルさんは、「私は観光に反対しているのではなく、行き過ぎに反対しているのです。今回の危機は、一つの産業だけに頼り切ってしまうことの危なさを証明している」と語った。>
<ソーシャルワーカーのマルティ・クーソ(Marti Cuso)さん(30)は、自分が住むバルセロナ中心部が観光客に侵食され、その結果、地元の人々が追い出されているとして長年抗議の声を上げてきた。「私たちはずっと、街が破壊されてしまうと警告してきた」>
ロックダウンで分かった良い面もある。
町が観光業で食べているので生活が犠牲になることがあったが、行き過ぎているのに気づくことが出来た。
観光業がなければ若い人が出ていき、寂れていく可能性も高い。
何でもバランスを取るのが難しい。
解決する道はあるのか。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(2日午前4時時点) 死者37.3万人に
<【6月2日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間2日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は37万3439人に増加した。
中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計622万110人余りの感染が確認され、少なくとも259万9500人が回復した。
この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。
1日午前4時以降、新たに2739人の死亡と10万6849人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の607人。次いでブラジル(480人)、インド(230人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに10万4658人が死亡、179万7457人が感染し、少なくとも44万4758人が回復した。
次いで被害が大きい国は英国で、死者数は3万9045人、感染者数は27万6332人。以降はイタリア(死者3万3475人、感染者23万3197人)、ブラジル(死者2万9314人、感染者51万4849人)、フランス(死者2万8833人、感染者18万9220人)となっている。
人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの82人。次いでスペイン(58人)、英国(58人)、イタリア(55人)、フランス(44人)となっている。
香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3017人、回復者数は7万8307人。
地域別の死者数は、欧州が17万9040人(感染216万6993人)、米国・カナダが11万2038人(感染188万9104人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が5万1658人(感染102万9284人)、アジアが1万6629人(感染56万866人)、中東が9628人(感染41万3951人)、アフリカが4314人(感染15万1339人)、オセアニアが132人(感染8574人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>