イギリスで人種差別に抗議続く、奴隷商人の銅像を引きずり下ろし
<アメリカの黒人男性死亡事件を受けてイギリス各地で始まった反人種差別デモは、7日に2日目を迎えた。南西部ブリストルでは、奴隷商人の銅像が引きずり下ろされ、ブリストル湾に投げ入れられた。
銅像は17世紀の商人エドワード・コルストンのもの。貿易会社「王立アフリカ会社」の一員で、約8万人の男女や子供をアフリカ大陸からアメリカ大陸に奴隷として送り込んだとされている。
コルストンは1721年に亡くなる際、遺産を多くの慈善団体に寄付しており、ブリストルには今もコルストンにちなんだ通りや記念碑、建物が残っている。>
このような行為には賛同できない。
自分達の言っていることが正しいならば何をやっても良いということになる。
民主主義の国家での暴力行為・破壊行為は許されるものではない。
逮捕者が増えるだけだ。
世界中で人種差別問題が注目されている中、逆効果でしかない。
アフリカ出身者らの引き裂かれた「アメリカンドリーム」 米ミネアポリス
<【6月8日 AFP】米ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)に住んでいるアフリカ出身の難民らは、アフリカ系米国人のジョージ・フロイド(George Floyd)さん(46)が警察に拘束され死亡した事件の前から、「アメリカンドリーム」を果たすことに悪戦苦闘していた。
今やその夢も引き裂かれた彼らは、他のアフリカ系米国人の「兄弟たち」と街頭に繰り出し、自ら選んだ新たな母国での人種差別に抗議している。>
奴隷としてアメリカに連れてこられた黒人だけではなく、難民として海を渡った黒人たちも人種差別に往生している。
差別されているから貧困から抜け出せないのか。
そのため、初等教育が行き渡っていない。
教育の差がそのまま成人してからの格差になる。
教育の公平が一番の解決方法なのに実行するのが難しい。
パウエル元国務長官、トランプ大統領は憲法から「逸脱」
<ワシントン(CNN) コリン・パウエル元米国務長官は7日、ドナルド・トランプ米大統領は憲法から逸脱しているとの見方を示した。黒人男性死亡事件をめぐるトランプ大統領の対応について、元軍幹部から非難の声が出ているが、パウエル氏も批判の列に加わった形だ。>
パウエルさんは黒人初の大統領と望まれたが家族の反対(命の危険)から立候補することがなかったと聞いている。
そのパウエルさんの批判をどうとらえるか。
自身の共和党からの批判は再選に痛い。
トランプ大統領、今は何もしないのが一番良いのかも。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(8日午前4時時点) 死者40万人に
<【6月8日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間8日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は40万581人に増加した。
中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計694万9890人余りの感染が確認され、少なくとも303万800人が回復した。
この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。
7日午前4時以降、新たに3327人の死亡と11万9524人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの904人。次いで米国(540人)、メキシコ(341人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに11万37人が死亡、192万8094人が感染し、少なくとも50万849人が回復した。
次いで被害が大きい国は英国で、死者数は4万542人、感染者数は28万6194人。以降はブラジル(死者3万5930人、感染者67万2846人)、イタリア(死者3万3899人、感染者23万4998人)、フランス(死者2万9155人、感染者19万974人)となっている。
人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの83人。次いで英国(60人)、スペイン(58人)、イタリア(56人)、スウェーデン(46人)となっている。
香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3036人、回復者数は7万8332人。
地域別の死者数は、欧州が18万3536人(感染227万5091人)、米国・カナダが11万7885人(感染202万3763人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が6万4219人(感染129万8891人)、アジアが1万9244人(感染68万44人)、中東が1万492人(感染47万8222人)、アフリカが5074人(感染18万5247人)、オセアニアが131人(感染8640人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>