植民地時代を象徴する人物の像、仏は撤去せず マクロン氏
<【6月15日 AFP】世界的な抗議運動を受けて植民地大国だった国々に厳しい視線が注がれる中、フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は14日、同国の歴史を構成する要素の抹消や、物議を醸している植民地時代を象徴する人物の像の撤去を求めない方針を明らかにした。>
きちんとした態度だ。
歴史の暗部を隠すことになる。
為政者はきっちり対処しないと。
北京でコロナ集団検査 第2波を懸念
<【6月15日 AFP】中国・北京の当局は、北京市内で新型コロナウイルスの新規感染者が確認されたことを受け14日、集団検査を実施した。感染の第2波を懸念し、国内の移動に関する警告なども出した。>
<中国で確認された新規感染者57人のうち、36人が北京の食品卸売市場との関連があることが14日、明らかになった。>
<昨年末、中国で初めて発生した新型コロナウイルスは、厳しい移動規制により中国では感染拡大がほぼ抑えられていたため、今回、国内新規感染者が再び増えたことに同国では動揺が広がっている。また感染拡大を抑える取り組みで、中国と同様に移動制限を実施した世界が直面する暗い見通しを浮き彫りにしている。>
中国で第二波発生の可能性がある。
人が密となってクラスターが発生したのか、食品卸売市場という場所に問題があるのか注目したい。
日本では新宿のナイトバーや年寄りが集まる昼カラ(ラウンジ)だ。
新型コロナウイルス保菌者で無症状の人がばら撒いているのだろうか。
であれば、症状が出てから実施するPCR検査を全国民が定期的に行う必要があるのではないか。
この考え方は統制主義的で好かない。
ただ、安心だけは得られるだろう。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(15日午前4時時点) 死者43.1万人に
<【6月15日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間15日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は43万1193人に増加した。
中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計784万8160人余りの感染が確認され、少なくとも353万4200人が回復した。
この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。
14日午前4時以降、新たに3578人の死亡と13万1120人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの892人。次いで米国(527人)、メキシコ(424人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに11万5586人が死亡、208万4506人が感染し、少なくとも55万6606人が回復した。
次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は4万2720人、感染者数は85万514人。以降は英国(死者4万1698人、感染者29万5889人)、イタリア(死者3万4345人、感染者23万6989人)、フランス(死者2万9398人、感染者19万3616人)となっている。
人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの83人。次いで英国(61人)、スペイン(58人)、イタリア(57人)、スウェーデン(48人)となっている。
香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3132人、回復者数は7万8369人。
地域別の死者数は、欧州が18万7701人(感染240万924人)、米国・カナダが12万3782人(感染218万3239人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が7万8557人(感染162万2741人)、アジアが2万2958人(感染83万8300人)、中東が1万1735人(感染55万8618人)、アフリカが6329人(感染23万5637人)、オセアニアが131人(感染8710人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>