中国の台湾侵攻「多くの人が理解しているより切迫」 米軍司令官
<【3月24日 AFP】米インド太平洋軍司令官に指名されたジョン・アキリーノ(John Aquilino)太平洋艦隊司令官(海軍大将)は23日、中国による台湾侵攻の脅威は深刻であり、多くの人が理解しているよりも差し迫っているとの考えを示した。>
<また中国の台湾侵攻を許せば、第1に物流の相当部分が台湾を経由している世界貿易が脅かされる恐れがあり、第2に日本・韓国・フィリピンなどアジアの同盟国が米国に寄せる信頼が損なわれるという二つの大きな懸念があると述べた。>
とは言うもののアメリカは台湾を独立国として承認していない。
日本も同じだ。
認めた瞬間に中国は台湾を攻めるかもしれない。
在日米軍基地のある日本も攻撃される可能性がある。
それを防ぐために、日本政府は中国の顔色を見て遠慮していたが、アメリカの圧力も大きい。
どうバランスを取っていくかが外交の肝だ。
バイデン氏、議会に銃規制訴え コロラド州銃撃事件受け
<【3月24日 AFP】米西部コロラド州のスーパーマーケットで10人が死亡した銃撃事件を受け、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は23日、殺傷力の高いアサルト銃器を国内で禁止するよう、議会に呼び掛けた。>
アメリカの歴史を考えると銃規制は難しい。
銃規制反対派は、いくら殺傷力が高くとも、一部の規制を認めるとなし崩しに銃所持が禁止されるという恐れがある。
国の文化を否定する気はないが、どこかで歯止めが必要だ。
それは命がけでやらなければならないことだ。
銃を持てない人が多数を占めない限り無理難題ではないか。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(23日午後8時時点) 死者272.3万人に
<【3月24日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間23日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は272万3899人に増加した。
これまでに世界で少なくとも1億2359万7570人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。
この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。
検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。
22日には世界全体で新たに7047人の死亡と42万3934人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1383人。次いでスペイン(633人)、米国(516人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに54万2949人が死亡、2986万9514人が感染した。
次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は29万5425人、感染者数は1204万7526人。以降はメキシコ(死者19万8239人、感染者219万7160人)、インド(死者16万166人、感染者1168万6796人)、英国(死者12万6172人、感染者430万1925人)となっている。
人口10万人当たりの死者数が最も多いのはチェコの234人。次いでベルギー(196人)、モンテネグロ(192人)、スロベニア(191人)、ハンガリー(191人)となっている。
地域別の死者数は、欧州が92万3614人(感染4159万8667人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が74万5695人(感染2368万7405人)、米国・カナダが56万5644人(感染3080万5776人)、アジアが26万6804人(感染1713万6911人)、中東が11万969人(感染621万5838人)、アフリカが11万200人(感染411万8212人)、オセアニアが973人(感染3万4769人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>