「ウクライナ軍は不可能を成し遂げた」=ゼレンスキー大統領 ロシアのウクライナ侵攻100日
<ロシアのウクライナ侵攻開始から100日がたった3日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシア軍に対して持ちこたえているウクライナ軍は「不可能を成し遂げた」とたたえた。他方、ウクライナに大量の穀物が滞留し、世界的な食品価格の高騰を引き起こしている問題について、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアがそうさせているわけではなく、西側の制裁解除を条件に、ベラルーシを経由して輸出するのが最善の解決策だと述べた。>
<国連でウクライナ危機管理の調整官を務めるアミン・アワド氏は、開戦100日を受けて、「この戦争に勝者などいないし、今後も同様だ。むしろ私たちはこの100日間、失われたものを見続けてきた。命や家、仕事、希望などだ」と調整官は述べ、「必要なのは平和だ。この戦争は直ちに終わらなくてはならない」と強調した。>
<ウクライナには現在、国際市場に出荷できない穀類約2000万トンが滞留している。さらに、今年の収穫開始が目前に迫っている。
ウクライナが穀物を出荷できずにいる影響で、世界中で食品価格が急騰しており、世界的な飢えの悪化が懸念されている。>
<ハイダイ知事によると、ロシア軍は多くの兵士や装備を失っており、ウクライナ東部の主要都市セヴェロドネツク制圧に「特定の部隊を再派遣しようとしている」ものの、自称「ドネツク人民共和国」の兵士たちが、自称「ルガンスク人民共和国」のために戦くことを拒否しているという。>
100日間ウクライナがロシアに屈しなかったことは驚きだ。
もちろん、開戦前からロシアの侵攻を想定して準備をしてきたこと。
ロシアの戦略ミスもあり、西側諸国の武器供与も強化されたこと。
ゼレンスキー大統領のカリスマ的な演説に国民が一致したこともあるだろう。
その背景にはソ連時代に酷い目にあったことが、伝わってきたころもあるのだろう。
本当にどこで終わるのか予測できない。
ウクライナの小麦が輸出できないと世界中に影響を与える。
日本でも物価が上がるばかり。
ロシアのウクライナ侵攻が原因と言えば、免罪符になるか?
NATO、ルーマニアで軍事演習
<【6月4日 AFP】ルーマニア・スマルダン(Smardan)訓練基地で3日、北大西洋条約機構(NATO)の軍事演習「スコーピオンズ・レガシー(SCORPIONS LEGACY)2022」が行われ、約1800人のルーマニア兵をはじめ、米国、フランス、ベルギー、イタリア、ポルトガル、ブルガリア、ポーランドの部隊が参加した。>
ウクライナを支援する西側諸国にロシアが手を出したらNATOが一致団結して対処するというデモンストレーションだ。
ウクライナを巡ってNATOとロシアとの化かしあいが続き、戦争は長期化するばかりだ。
【写真で見る】 在位70年、96歳のエリザベス英女王 写真で96年を振り返る
<エリザベス英女王の在位70年を祝う「プラチナ・ジュビリー」の行事と、イギリスに住む人にとっては4連休が、6月2日に始まった。イギリスの歴史で70年間、君主として在位を続けるのは、エリザベス女王が初めて。
1926年に生まれ、今年96歳になった女王のこれまでを、1年につき1枚の写真で振り返る。>
1926年生まれというと大正15年だ。
1952年父ジョージ6世の後を受け継いで今に至る。
さすがBBCは写真を多く持っている。