ブルガリア連立政権、半年で崩壊 議会が不信任可決
<【6月23日 AFP】ブルガリア議会は22日、内閣不信任案を可決した。これにより、キリル・ペトコフ(Kiril Petkov)首相の連立政権は樹立からわずか半年で崩壊。同国は再び政情不安に陥り、前倒し総選挙の可能性が高まった。>
<同国は昨年まで、保守派のボイコ・ボリソフ(Boyko Borisov)氏が10年以上にわたり政権を維持。11月の選挙では、汚職撲滅を掲げた親欧州のリベラル派ペトコフ氏の政党「変革連合」が勝利し、他3党との不安定な連立政権を樹立した。>
< だが、ロシアによるウクライナ侵攻開始直後、連立政権に亀裂が入り、今月には芸能人のスラビ・トリフォノフ(Slavi Trifonov)氏率いる反エスタブリッシュメント(既得権層)政党「TISP」(ブルガリア語でITN)が連立を解消。物価高が進行する中、ボリソフ氏の保守派政党「欧州発展のためのブルガリア市民(GERB)」が「政府の経済・金融政策の失敗」を理由に内閣不信任案を提出した。>
汚職撲滅を掲げて政権交代をしたものの政権運営が上手く行かず内政で躓くと連立政権は脆いものだ。
今回はウクライナ侵攻も一旦となったようだが、東日本大震災を契機に崩れた日本の民主党とよく似たパターンに見える。
地震のおかげで延命したという見方もあるが。
事業仕分けのパフォーマンスが目立ち、内政だけでなく、尖閣諸島中国漁船衝突事件で外交にも失敗し、社会保障・税一体改革関連法案で造反者や党からの離脱者を出し、党が分裂し、下野してしまった。
その後の安倍内閣はアベノミクスで失業者が減り、経済が向上したので支持されたが、首相自身に係わる不祥事が出て、病気を理由に辞めてしまった。
しかし、今からみると、安倍内閣の前から給与は増加していないし、円安で日本の価値も下がった。
今の物価高もすべてロシアのウクライナ侵攻に理由づけ、どうしようもないと国民をあきらめさせる。
選挙で政権交代させようにも代わりの体制が整っていない。
今回の参議院選挙後、次の国政選挙まで3年間は、国民は我慢を強いられるのだろうか。
自公与党の中で自浄作用が働けば良いのだが。
米成人のコロナ後遺症、5人に1人=国勢調査局・CDC調査
<[22日 ロイター] – 米国勢調査局の新型コロナ後遺症調査が22日発表され、米成人の約5人に1人に現在も後遺症が続いていることが示された。調査時期は6月1-13日で、収集データは米疾病対策センター(CDC)が分析した。>
<コロナ後遺症はさまざまな症状が報告されているが、多いのは倦怠感や激しい動悸、息切れ、認知障害、絶え間なく続く痛み、感覚異常、筋力減退などで、衰弱が進行していくこともある。>
3回目のワクチン接種を2月の初めに行なった。
そろそろ、4回目の接種の予約券が届くはずだ。
コロナの後遺症で苦しむ確率とワクチンの副作用で苦しむ確率の方が低いようだ。
とは言え、後遺症や副作用で苦しむのも運しだいなところがあるだろう。
あと2ヶ月で卒寿となる父がいるので4回目のワクチンも打つ予定だ。
コロナに罹って短いながら父の手助けを出来ないというのは避けたいのだ。
ウィーンが「最も住みやすい都市」 首位に返り咲き
<【6月23日 AFP】英誌エコノミスト(Economist)の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」がまとめている「世界で最も住みやすい都市」ランキングの最新版が23日、公表された。今年はオーストリアの首都ウィーンが急浮上し、首位に返り咲いた。>
<今回の首位復活についてEIUは「安定性とインフラの充実が住民にとって大きな魅力となっている。優れた医療や豊かな文化・娯楽の機会もポイントが高かった」としている。>
<2~10位は以下の通り。
2位:デンマーク・コペンハーゲン
3位:スイス・チューリヒ、カナダ・カルガリー(Calgary)
5位:加バンクーバー(Vancouver)
6位:スイス・ジュネーブ
7位:独フランクフルト
8位:加トロント
9位:オランダ・アムステルダム
10位:大阪、豪メルボルン>
このランキングで一番の突っ込みどころが10位に大阪が入っていることだ。
平地に緑の少ない、公園も小さい大阪がだ。
ウィーンはコンパクトにまとまっていて、中世の建物も残り、絵画や音楽など生で触れることが容易い良い町である。
スイスの両都市も湖に面して山が近くに見え、自然を堪能できるが物価が高い。
コペンハーゲンは安全を感じる。
アムステルダムはトランジットで泊っただけでアンネの家を見に行っただけで何とも言えないが、なぜ大阪がランキングされているのか。
不思議で仕方がない。