モスクワの国防省屋上などに対空ミサイル 大統領府は沈黙
<【1月21日 AFP】ロシアの首都モスクワの国防省の庁舎屋上などに対空ミサイルシステム「パーンツィリS1(Pantsir-S1)」が設置されている映像がソーシャルメディアで拡散した問題で、大統領府(クレムリン、Kremlin)は20日、首都攻撃に備えている可能性について明言を避けた。>
モスクワが直接空から攻撃される可能性はほとんどないだろう。
モスクワ市民に緊張感を与える意味もあるのではないか。
そこからロシア国民に広がる。
攻めているだけでは、反対派もいるが、攻められるとなれば国民が団結するだろう。
心理戦は相手だけでなく自国にも使われるのだ。
ウクライナはバフムート防衛より反攻準備に注力すべき 米高官
<【1月21日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米政権の高官は20日、ウクライナは東部ドネツク(Donetsk)州の激戦地バフムート(Bakhmut)の防衛に固執せず、ロシアに対する大規模な反転攻勢に備えるべきだと主張した。>
<バフムート防衛に注力すれば、南部で春にもウクライナ軍が実施するとみられている大規模攻撃の計画に支障が出ると指摘。>
<米国はウクライナに対し、兵力を戦略的に重要ではない目標に割くのではなく、南部での反攻の際に高性能な兵器で重武装した部隊を組めるように、米主導の訓練プログラムに参加させるよう助言している。>
ウクライナ軍へのアメリカの影響が大きくなっている。
アメリカが引けばウクライナ軍は戦えなくなるから、ロシアとの停戦条件はアメリカが握っていると言って良い。
バイデン政権が続く2年以内いや実質1年あまりで決着がつかなければ、大統領選挙に影響するかもしれない。