トルコでなぜあれほど多くの建物が倒壊したのか 耐震対策は/ロシア、運用可能な戦車の半数を喪失か 調査団体/金正恩氏の娘は後継者なのか 度重なる登場で存在感増す

トルコでなぜあれほど多くの建物が倒壊したのか 耐震対策は


<トルコ南東部で発生し、トルコとシリアに甚大な被害をもたらした地震では、多くの建物が倒壊した。その中には、耐震性能をうたう比較的新しいものも含まれた。真新しいマンションが崩れた様子に、トルコ国内では怒りの声が上がっている。BBCは、がれきと化した新しい建物3棟に注目し、その安全性について調べた。>
<マグニチュード(M)7.8と7.5の2つの地震が6日未明と同日午後にトルコ南東部で発生し、トルコ南部とシリア北部にまたがる広い地域で数千棟の様々な建物が倒壊。2万人以上が死亡した。>
<BBCは倒壊した建物の写真と、建設会社の広報写真を照合した。それによると、この建物は2019年に完成した物件だという。だとするならば、これも2018年施行の新しい建築基準に沿って建てられたはずだ。BBCは建設会社に取材を試みているが、回答を得られていない。>
<英ユニヴァーシティ・コレッジ・ロンドンで緊急事態対応の計画と管理を専門にするデイヴィッド・アレクサンダー教授は、「今回の地震の最大強度は激しかったが、しっかり造られた建物を崩壊させるほどではなかった」と話す。
「ほとんどの場所で揺れの程度は最大限のものではなかったので、倒壊した数千棟のほとんどが、合理的に想定される耐震建築基準に見合っていなかったのだろう」>
Japan building standards graphics
<しかしトルコでは、安全基準を満たさない違法建築に対し、政府が「行政処分免除」を繰り返し提供してきた。安全基準を満たさなくても、一定の金額を払えば、法的に見逃されるという仕組みだ。これは1960年代から続き、最近では2018年にこうした「処分免除」が実施された。>

なんと抜け道が多いことか。
今回の地震の責任は政府にあるのではないか。
こんな抜け穴だらけの法律は、業者のためにあるのだろう。
もしかしたら、このお金が歳入を補填しているのだろうか。
よくEUに加入できたものだ。
今回の地震の被害は人災以外なにものでもない。

ロシア、運用可能な戦車の半数を喪失か 調査団体


<(CNN) ロシアはウクライナ戦争の開始以降、運用可能な戦車の半数を失った可能性があることが、調査団体の集めた情報から明らかになった。ロシア軍はプーチン大統領の掲げるウクライナ侵攻の目標の達成に苦慮している。>
<オープンソースのインテリジェンスサイト「オリックス」は昨年2月24日の侵攻開始以来、ウクライナでの軍装備品の損失に関する視覚的証拠を集めてきた。
オリックスは今週、ロシアの戦車1000両が戦争で失われたことを確認したと公表。これ以外に544両がウクライナ軍に奪取され、79両が損傷、65両が放棄されたと明らかにした。>
<ロシアが戦争を始めたとき、運用可能な戦車の数は3000両ほどだった。このため、ロシアは使用可能な戦車の半数を失った可能性が高い>

ロシアがウクライナへ攻撃を集中するほど、他は手薄になるのではないか。
ポーランドとの国境付近にNATOが戦車隊を集めれば、そっちにも戦車を回さねばならぬ。
西側から戦車がウクライナに提供されるとロシアの戦い方が変わるのか。
戦略核を使用する可能性も増加するのか。

金正恩氏の娘は後継者なのか 度重なる登場で存在感増す


<北朝鮮の首都・平壌で8日夜に実施された軍事パレードで、「怪物ミサイル」とも呼ばれる大陸間弾道ミサイル(ICBM)が登場した。しかし、金正恩(キム・ジョンウン)総書記が披露したのは兵器だけではなかった。総書記の隣には娘の姿があった。>
<金氏が娘への継承にこれほど時間をかける別の理由として、根深い家父長制社会の偏見の克服が挙げられるかもしれない。北朝鮮では、金氏の妹の金与正(キム・ヨジョン)氏のように女性が高位の職に就くことはあっても、女性が国を率いたことはない。>

わずか10歳の子供を後継者と認知させて、本人が今ポックリ行けば、その子を担ぎ上げた共同統治を考えてのことだろうか。
家父長制の社会の中で娘を後継者扱いするのは、反対者を炙りだすためだろうか。

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