大阪ビル放火 61歳容疑者が死亡 真相究明は極めて困難に/WHO、コロナ感染の「津波」警告 医療体制に懸念・WHO、隔離期間短縮はコロナ対策と経済維持との「妥協点」/台湾のリムパック演習への招待盛り込む、米で国防権限法が成立/朝鮮戦争の終戦宣言草案、米国と「事実上」合意 韓国外相/情報ドブに…中西輝政氏が指摘するインテリジェンスの「大問題」

大阪ビル放火 61歳容疑者が死亡 真相究明は極めて困難に


<大阪市北区の雑居ビルに入るクリニックで院長の西沢弘太郎さん(49)らが死亡した放火殺人事件で、大阪府警は30日夜、意識不明の重体だった谷本盛雄容疑者(61)=職業不詳=が死亡したと発表した。>

本当に理不尽な事件だ。
衝動的ではなく、計画的なのだが。
心療内科に罹っている人々に偏見を持たないようにお願いしたい。
巻き込まれて亡くなられた方のご冥福を改めてお祈りいたします。

WHO、コロナ感染の「津波」警告 医療体制に懸念


<【12月30日 AFP】世界保健機関(WHO)は29日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」と「デルタ株」による感染者の「津波」により、すでに限界点に達している医療体制がさらに逼迫(ひっぱく)する恐れがあると警告した。>
WHO、隔離期間短縮はコロナ対策と経済維持との「妥協点」

<【12月30日 AFP】世界保健機関(WHO)は29日、新型コロナウイルス感染者に義務付けている隔離期間の短縮は、感染拡大抑制と経済活動の維持との「妥協点」だと述べた。>

上の記事の発表の後、下の記事が出た。
同じ日付の発表だ。
事務局長の会見に対して部下が修正した感がある。
行き過ぎた医療体制への心配より、経済活動へ維持とのバランスを取った真っ当な意見だ。
内部闘争が起っているのか。
どこかへ忖度しているのか。
それとも両方とも矛盾しないという見解なのだろうか。

台湾のリムパック演習への招待盛り込む、米で国防権限法が成立


<香港(CNN) バイデン米大統領は30日までに、米海軍が来年夏に主催する「環太平洋合同演習(リムパック)」への台湾の招待を盛り込んだ2022会計年度(21年10月~22年9月)の国防予算の大枠を決める国防権限法案に署名、同法は成立した。>

バイデン大統領になってから米中関係がより危険な方向にいっている。
両国とも互いの輸入品の関税の引き上げ合いが、軍事における互いの恫喝が大きくなっている。
これでは冷戦ではなく熱戦になってしまう。
リムパックには海上自衛隊も参加している。
日本にはアメリカの海軍基地もあり、他人事ではなくなる。
中国に対して日本政府はどのようにバランスを取るのか。
来年は難しい年になりそうだ。

朝鮮戦争の終戦宣言草案、米国と「事実上」合意 韓国外相


(CNN) 韓国の鄭義溶(チョンウィヨン)外相は29日、朝鮮戦争の終戦を宣言する草案について韓国は米国との間で「事実上」、合意したとの認識を示した。韓国の聯合ニュースが報じた。>

文大統領の任期が迫っている。
何かレガシーを残そうと必死だ。
韓国側の発表なので真偽は分からない。
また、北朝鮮が同意するとも思えない。
期待の空回りではないか。

情報ドブに…中西輝政氏が指摘するインテリジェンスの「大問題」


<インテリジェンスは広い意味で四つの分野があります。
まず公開情報や機密情報の収集。
次に情報を守る活動。
三つ目はプロパガンダです。
四つ目は、得た情報を工作に使う行為。外国の政治家を買収したり、異性関係を利用したりして脅す。>
<日本でも「対外情報機関を作れ」という議論は根強い。しかしそれを作ることによって、政府が自分たちの社会や民主主義の基盤を脅かしてしまう場合もあるのです。インテリジェンスを語る時に、どの分野の議論をしているのか、あるいは民主主義の立場から何を一番重視しないといけないのかを考える必要があります。それが、私が考えるインテリジェンス・リテラシー(読み解く力)の柱です。>

テレビや新聞は本当のことを報道しない、
YouTubeだけが本当の事をいう、
と信じている人が少なくない。
テレビや新聞と言えども捏造すればすぐばれる。
SNSのフェイクニュースは垂れ流しだけに質が悪い。
そもそも公開情報も一面から見ていないものばかりだ。
それを組み合わせて多面的に見ることが重要だ。
また、人は自分の思っていることに共感を覚える。
戦前戦中は、あの朝日新聞でさえ、国民を煽って戦争に向かわしていた。
今やYouTubeやTwitterを使って情報操作する時代になっている。
騙されていないつもりでも、意識は操作されているのかもしれない。

【備忘録】型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(29日午後8時時点) 死者541.3万人に


<【12月30日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間29日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は541万3630人に増加した。

これまでに世界で2億8221万4827人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

28日には世界全体で新たに7875人の死亡と141万4067人の新規感染が発表された。

過去1週間の新規感染者が最も多い地域は欧州で、360万2561人(世界全体の55%)の感染が確認された。2番目に多いのは米国・カナダの199万7087人(同30%)。

過去1週間の死者が最も多い地域は欧州で、2万3626人(世界全体の52%)が死亡。次いで米国・カナダの1万830人(同24%)となっている。

過去1週間の人口10万人当たりの死者数が多かった国(人口10万人未満の国を除く)は、上位からトリニダード・トバゴの12.15人、ジョージア(11.96人)、ハンガリー(8.96人)、クロアチア(8.16人)、ポーランド(7.56人)。

過去1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が多かった国は、上位からデンマーク(1717人)、マルタ(1334人)、アイルランド(1313人)、アイスランド(1201人)、英国(1173人)。

ここ数日間で、1週間の新規感染者数が過去最多を記録した国は、米国、イタリア、英国、ギリシャ、スペイン、フランス、アイルランド、マルタ、モナコ、カナダ、キプロス、デンマーク、コモロ、ガボン、アイスランド、ケニア、オーストラリア、エチオピア、アンゴラ。

最も死者が多い米国では、これまでに82万929人が死亡、5317万4959人が感染した。次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は61万8705人、感染者数は2225万4706人。以降はインド(死者48万592人、感染者3480万8886人)、ロシア(死者30万7022人、感染者1045万8271人)となっている。

人口10万人当たりの累計死者数が多い国は、上位からペルー(614人)、ブルガリア(441人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(407人)、ハンガリー(403人)、モンテネグロ(382人)となっている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染者として集計されないままとなっている。>

PAGE TOP