カナダの総選挙に中国が介入の疑い トルドー首相が調査を指示
<カナダのジャスティン・トルドー首相は6日、2019年と2021年の総選挙に中国が介入した疑いがあると報じられたことを受け、特別調査官を任命し、調査を行うと発表した。特別調査官はこの2回の総選挙に関する機密報告書を見直し、今後の対応について勧告するという。>
<トルドー氏は、国会議員で構成される国家安全保障・情報委員会(NSICOP)に対し、選挙の安全保障に関する新たな調査を開始するよう要請するとも述べた。
さらに、カナダは中国やイラン、ロシアによる介入の試みを長い間認識していたと付け加えた。>
カナダの政党の勢力図について、詳しくはないが、中国の介入により、与党自由党に利があったようだ。
しかし、その与党政府は、中国に対して強硬だ。
その意趣返しかもしれない。
しかし、次に保守党に政権が代わっても中国に対する姿勢は変わらないと思うが。
加害が明るみに……それでも崇拝され 日本ポップス界の「捕食者」
<ジャニー喜多川氏は日本のポップカルチャー、日本のアイドル文化を作り上げた立役者だった。喜多川氏が創設した男性のみのタレント事務所「ジャニーズ事務所」は、人気男性アイドルグループを次々と世に送り出した。「チャート1位を獲得した歌手を最も多くプロデュースした人物」としてギネス世界記録にも認定された。「最も多くのナンバーワン・シングルをプロデュースした人物」、さらには「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」にも認定されている。>
<一方で、喜多川氏には性的搾取の疑惑が、常につきまとっていた。しかも、密室でささやかれただけではない。全国的な報道機関が取り上げ、その一部は民事裁判で認定された。それでも、喜多川氏は晩年まで国の宝とされた。2019年に87歳で亡くなった後も、今なお崇拝されている。>
<ジャニーズ事務所のタレントを起用すれば、視聴者も読者も広告費も稼ぐことができる。ジャニーズ事務所の若手グループを売り出せば、事務所との関係は良くなり、ジャニーズの大物人気スターの出演を確保しやすくなるかもしれない。一方で、ジャニーズ事務所や所属アイドルについて否定的なことを言えば、逆の効果が待っている。ジャニーズ帝国からはじき出され、帝国が生み出す収益の恩恵を受けられなくなる。
ほとんどの日本メディアが、喜多川氏の問題行為について触れることすらしなかったのは、そのためかもしれない。>
<被害者に対する世間の冷たい目線と沈黙は、虐待の加害者に利用されることもあると、山口氏は言う。
「性的虐待では、特別な絆が生まれることがある。それがグルーミング(わいせつ目的で相手を手なずける「懐柔」行為)です。そうしたものが、性的トラウマをとても複雑で、ややこしいものにしている」
「回復への第一歩として、まず虐待があったことを心から認めることが必要です」>
なぜBBCがこのような記事を書いたのか。
巨大な力を持つ者に対しては、未成年者に対する性癖を話題にしないことを不思議に思ったのだろうか。
一番の問題は、多くの日本人が男の子に対する性的虐待を犯罪として認識してないことにある。
例えば、織田信長が森蘭丸を寵愛していたとか、悪いようには取っていない。
そういう関係を利用して有名になれば良いが、心が折れた男の子も少なくないかもしれない。
亡くなった方のことを今さら言っても仕方がないが、彼は逃げ切ることができた。
しかし、今の時代、女の子だけでなく、男の子も性的被害から守らなければならないのは当然である。
大人の意識を変えなければ、同じことが繰り返される。
さて、どうすれば良いのか。