米国は中国をいたぶり続ける
< ー 米中貿易摩擦の展開をどう読みますか。「おとしどころ」は?
真田:米国は中国をいたぶり続けます。「おとしどころ」などありません。台頭する中国を抑えつけるのが目的ですから。これは貿易摩擦ではなく、覇権争いなのです。「終わり」のない戦いです。>
<軍事力を除き、最も強力な武器は通貨です。米国は中国に通貨の覇権を握らせるつもりはありません。だから人民元を叩くのです。>
<米国は可能なら、中国も日本同様に「生かさず殺さず」の状態に持って行き、おいしい部分だけ吸い上げる仕組みを作っていくでしょう。>
<米国とすれば、軍事的な優位を一気に覆されかねない「中国の宇宙軍」は何が何でも潰す必要があるのです。マーケットはそうした米政府の意図を見抜いて中国売りに励んでいるわけです。>
<覇権争いとはそういうものです。中国を野放しにしておけば、米国がやられてしまう。米国が生き残るには、中国を貶めるしかないのです。>
今日の日経ビジネスオンラインの記事である。
米中の貿易戦争は、兵器を使わない覇権争いであると。
日本は、日米貿易戦争でアメリカに屈した国という位置づけにある。
それであれば、対米追従も納得がいく。
ここで日本が中国を助けるような行為を行なうと日本も叩かれるのだ。
情けは、自分にあだで帰ってくるのだ。
情けないが、背に腹はかえられない。
8月の企業倒産、前年比9%増 人手不足関連が最高に
<民間調査会社の東京商工リサーチが10日発表した8月の全国企業倒産件数は、前年同月比9%増の694件だった。人手不足を理由にした倒産が45件と2013年1月の調査開始以来で最多だったことが影響し、5カ月ぶりに前年実績を上回った。負債額の大きい倒産が多かったこともあり、負債総額は1212億6800万円と同31%増だった。>
人手不足を理由にした倒産が45件/694件と6.5%。
詳細なデータが判らないので、数字に論評できない。
前年同月比で増加だが、月次推移はどうなっているのだろう。
見出しを見ただけでは、一番の要因が人手不足を理由とする倒産と勘違いします。
全米OP制覇の大坂なおみ、ロックフェラーセンターで写真撮影
<【9月10日 AFP】全米オープンテニス女子シングルスで優勝を飾った大坂なおみが9日、米ニューヨークのロックフェラーセンターのトップ・オブ・ザ・ロック展望台で優勝トロフィーを手に写真撮影に臨んだ。>
優勝するといろいろなセレモニーがあるんだ。
ロックフェラーセンターはアメリカの象徴なのかな。
来年は連覇を狙ってほしいな。
一方、セレーナの振る舞いが炎上するかも
セレーナに罰金188万円、大坂との全米決勝で激高 違反3度犯す
<【9月10日 AFP】全米テニス協会は9日、8日に行われた全米オープンテニスの女子シングルス決勝で、試合中に激高したセレーナ・ウィリアムスに対し、罰金1万7000ドル(約188万円)を科した。>
<セレーナは、自身のボックスに座っていたコーチのパトリック・ムラトグルー氏からコーチングを受けたことで4000ドル(約44万円)、自身のサービスで迎えた第2セット第5ゲームの後にラケットを破壊した行為で3000ドル(約33万円)、さらにラモス主審に対する暴言で1万ドル(約110万円)の罰金が科された。>
物議醸すセレーナへの罰則、WTAトップも二重基準を非難 全米OP
<【9月10日 AFP】女子テニス協会のスティーブ・サイモン最高経営責任者(CEO)は9日、全米オープンテニスの女子シングルス決勝で自身に3度のコードバイオレーションが科されたのは「性差別的だ」とするセレーナ・ウィリアムスの主張を擁護した。>
違反を咎めたのが男女差別の問題になっている。
男子でもラケットを叩きつけたら違反をとっていた。
判断基準が審判によって異なるのは問題だ。
さあ、落としどころはどこなのか。