New Entry Period–September ’78

All Songs from American Top 40

volume 72: New Entry Period–September ’78

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

1440 Come Together-Aerosmith78.09.02 : 38,33,29,25,23,23,35(221/1716)

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これも映画ネタでイマイチパッとしないのだが、比較的Aerosmithの個性を生かした音に仕上がっている、というか、エアロがやったらこうなるだろうな、というイメージ通りの音になっている。それにしても、この時点でだれがその後20年近くにわたる活躍を想像しただろうか。

1441 Steppin’ in the Slide Zone-Moody Blues
78.09.02 : 39,39(44/1089)
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Mike Pinderがやめてしまい、元Yes(といっても参加アルバムは少ないが)のPatrick Morazがキーボードを担当することになった新生Moodiesの初のTop40ヒットがこの曲である。この2人の本質的な差は、Pinderのメロトロンがあくまでアナログな音の広がりを求めていたのに対し、Morazのシンセサイザーはどこまでもデジタルな感覚があるところにある。ともあれ、再びMoodiesがTop40で聞けたのは嬉しかった。

1442 Talking in Your Sleep-Crystal Gayle
78.09.02 : 40,38,34,31,28,25,23,21,19,18,36(363/1569)
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かの「Don’t It Make…」があまりに圧倒的な印象を持っていただけに、何をやっても地味に聞こえてしまうのは仕方がないところか。Elvisの73年のヒットは「If You Talk in Your Sleep」ということで、同じテーマではあるが全然違う内容の曲。むしろ84年のRomanticsの方がそのものズバリの同名異曲である。また、71年にGordon Lightfootも同名異曲を61位まで上昇させている。

1443 Back in the U.S.A.-Linda Ronstadt
78.09.09 : 30,26,24,20,18,16,16,23(329/4972)
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Chuck Berryのお馴染みの曲で、ロックづいてきたLindaが軽快に歌っている。この辺が、あの「Mad Love」の序章といえるだろう。

1444 She’s Always a Woman-Billy Joel
78.09.09 : 35,31,26,22,19,17,17,27,39(326/2065)
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いい曲であることは認めざるを得ない。ただ、どうしてもElton/Bernieの「知性」と比較してしまうと深みに欠ける。歌詞もわかりやすすぎて、何度か聞くと物足りない。やっぱりこの人は軽快なポップ、ロックの方が持ち味が出るのであろう。

1445 You Never Done It Like That-Captain & Tennile
78.09.09 : 36,26,28,24,20,18,15,14,12,11,10,10,26,34(630/5759)
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2作続けてTop40入りを逃していただけに、感覚的には「復活」の感じが強かった。どことなくMichael McDonald風の味付けがされていて、なかなかオシャレな仕上がりの曲。

1446 I Love the Nightlife-Alicia Bridges
78.09.09 : 37,33,30,27,24,22,20,18,15,13,12,8,7,6,6,5,*,5,23(1016/1016)
邦題「夜のアリシア」はなかなかグッドで、都会の夜に遊ぶ女の子の華やいだ感じが伝わってくる。「イン・ザ・ディスコォ、ワア~ア」と上がっていくサビの部分の声が印象的。

1447 5-7-0-5-City Boy
78.09.09 : 40,36,32,30,28,27(173/173)
イギリスのアイドル系の音じゃなかったかなあ、よく覚えてないのがつらいところだが、意外にしぶといチャートアクションを記録している。

1448 Who Are You ?-The Who
78.09.16 : 35,29,26,22,19,18,16,14,14(380/755)
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ストレートなロックで、意外な感じもするが、やはりこうした音がThe Whoの真骨頂なのかもしれない。日本では全く受けていなかったグループだが、英米では長期にわたってアルバムを中心に多くの指示を集めていたのはさすが。(やっぱり日本ではあの「四重人格」などの難しいロックオペラのイメージが強すぎるのかもしれない。)

1449 Paradise by Dashboard Lights-Meat Loaf
78.09.16 : 40,39(43/600)
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曲も長いがタイトルも長いミートローフのシングル第2弾がこれで、珍しくストレートなロックンロールである。もちろんJim Steinmanの作品。私としては94年の「Objects in the Rear View Mirror May Appear Closer Than They Are」(やっと覚えたタイトル)が彼のベストだと思う。このフルバージョンは本当に聞きごたえ十分。

1450 Beast of Burden-Rolling Stones
78.09.23 : 35,31,27,24,22,11,9,8,18(407/3758)
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Mick Jaggerの歌心みたいなものが伝わってくるいい曲である。Stonesの最も得意とするミディアム・テンポの奥行きのあるロック。

1451 Josie-Steely Dan
78.09.23 : 36,32,29,26,26(156/2776)
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もやもやした感じはこの曲も同じ。ソロになってからの作品も同じ雰囲気なのですでに20年間も同じサウンドを送り続けてきたわけである。問題は、その音が心地よく聞こえるかどうかであろう。

1452 Almost like Being in Love-Michael Johnson
78.09.23 : 37,35,33,33,32(135/572)
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もともと地味なアーティストだが、この曲はその中でもさらに地味である。

1453 Devoted to You-Carly Simon & James Taylor
78.09.23 : 38,36,36(73/3944)
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72年に結婚して82年に離婚、道半ばにしてデュエット・ヒットさせたのがこの曲。歌詞の内容が手元にないため、これ以上のコメントは出来ない。

1454 Heartbreaker-Dolly Parton
78.09.23 : 40,39(43/1101)
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80年のPat Benetarの曲とも83年のDionne Warwickの曲とももちろん同名異曲。そう言えばGrand Funk Railroadにも同じタイトルの伝説的な曲があった。他の曲がそれぞれにインパクトが強いのに比べて、Dolly Patronのこの曲は印象が薄い。

1455 MacArther Park-Donna Summer
78.09.30 : 25,21,11,8,4,2,1,1,1,2,2,10,15,*,38(1416/4070)
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やはり頂点にたどり着く寸前ぐらいの作品にはいい曲が多いと思わせるのに十分な力作である。オリジナルは68年のRichard HarrisのNo.2ヒットで、まあ「誰がやっても名曲」なのだが、彼女の声量が生かされた、単なるディスコ・サウンドを越えた雄大さが感じられる。

1456 How Much I Feel-Ambrosia
78.09.30 : 29,16,14,11,9,8,4,3,3,3,5,14,29(887/1249)
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日本では知る人も少ないグループだが、アメリカではしぶとく人気を保ち、この曲で突然変異的に大ヒットを記録する。それにしても3位は出来過ぎなほどで、曲自体も地味だったと思うのだが。

1457 It’s a Laugh-Daryl Hall & John Oates
78.09.30 : 33,30,25,23,21,20,33(243/3161)
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ういよいよ動きが「本物」になってきた感があったのがこの曲あたりからではないだろうか。要するに、「重厚さを残したポップ」な感覚が前面に出てきたわけで、Daryl Hallの時代が始まりつつあったのである。

1458 Double Vision-Foreigner
78.09.30 : 38,26,20,13,7,4,3,2,2,6,17,29(813/3524)
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緊張感がある、どことなく大時代的なロックで、セカンドアルバムのタイトル・チューンでもあり、彼らの作品の中でも代表的な曲である。やっぱりバラードよりもこんな曲の方がいい。

1459 I will Still Love You-Stonebolt
78.09.30 : 39,35,32,30,29(140/140)
これはこの年の中ではかなり貴重盤の類に入るのだが、残念ながら音が残っていない。

1460 Dance (Disco Heat)-Sylvester
78.09.30 : 40,34,30,28,26,24,22,20,19,31(339/339)
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3作ある彼のTop40ヒットの中で、この曲が最も高いランクまで達している。映画「The Rose」にも出演していたらしい。88年エイズにより41才で死去。

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