All Songs from American Top 40
volume 91: New Entry Period–April ’80
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- Entry Number,Title-Artist
- New Entry Date : Chart Action from new entry
- (Points/Total points of the artist)
1807 Keep the Fire-Kenny Loggins80.04.05 : 37,36(49/1544)
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- 通常ならば、この曲で最後のTop40ヒット、という道をたどってもおかしくない状況だったのだが。この人とGlenn Freyの80年代の成功は納得がいかない流れである。しかし、この月は、このパターンの「泡沫ヒット」がごろごろ、という感じである。
- 1808 Fire in the Morning-Melissa Manchester
- 80.04.05 : 38,34,33,32,32(136/1618)
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- 前作ほどのインパクトはなく、むしろ少し前のイメージに戻した感じである。残念ながら印象が薄い。
- 1809 Carrie-Cliff Richard
- 80.04.05 : 40,35,34(74/1432)
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- 本当にアメリカでは不遇な人なのだが、ここは前作の余波をやや生かして、なんとかTop40にたどり着いている。
- 1810 Don’t Fall in Love with Dreamer-Kenny Rogers with Kim Carnes
- 80.04.12 : 26,16,13,11,9,8,4,4,4,12,14,20,27,32(823/4526)
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- この月の「やめてほしいデュエットの1曲目」である。彼は「エンターテイナー」になりたかったのだろうか。やだねえ。
- 1811 Stomp!-Brothers Johnson
- 80.04.12 : 30,28,24,21,18,16,7,7,17,17,18,24,28(593/2169)
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- この曲の前のヒットは、「Strawberry Letter 23」までさかのぼらなければならない。すでに3年のブランク、ということになる。だが、そのブランクを全く感じさせない曲で、躍動感があり、飽きの来ないサウンドとして成功している。
- 1812 Brass in Pocket-Pretenders
- 80.04.12 : 33,29,25,22,20,17,16,14,14,16,17,22(520/520)
- このグループ、登場時、なかなか話題になり、すぐにアルバムを買ってきてしまった。アルバムジャケットにわざわざ「音量を大きくして聴くこと」などと言うメッセージが書かれていたこともあり、第一印象は「とにかくうるさい」ハードロックだった。このデビューアルバムの完成度は極めて高く、日本では「Kids」の方が先にシングルとしてカットされ、ヒットした。その後、息が長いアーティストに成長してくれて嬉しい。
- 1813 Only a Lonely Hearts Sees-Felix Cavaliere
- 80.04.12 : 37,36,37(73/73)
- かの「Rascals」のリードシンガーとして、チャート登場結構話題の多かった人なのだが、いかんせん、Rascals自体、私の守備範囲から大きく逸脱しているグループだったため、単に印象の薄いマイナーヒットの一つとなってしまっている。
- 1814 Do Right-Paul Davis
- 80.04.12 : 38,35,31,26,24,23(189/2072)
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- 前作「Sweet Life」以来ほぼ1年半ぶりのHOT100ヒットで、そのワリに新鮮さがかけてしまったのはなぜだろう。やはり、「I Go Crazy」の影が深いためだろうか。
- 1815 Hurts So Bad-Linda Ronstadt
- 80.04.19 : 23,18,15,12,11,8,8,8,15,19,26(592/6812)
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- 「Mad Love」からのシングル第2弾としては、なかなかヘビーな内容の曲で、歌手としての「説得力」みたいなものを十分に聴かせてくれる作品に仕上がっている。この曲の最高位8位は健闘といえるだろう。
- 1816 Biggest Part of Me-Ambrosia
- 80.04.19 : 24,17,14,11,10,6,6,3,3,3,8,9,18,34(920/2169)
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- 正統派のポップスを感じさせるサウンドで、曲のテーマも「いかにも」である。ていねいな「作り」に好感が持て、飽きが来にくい音である。それにしても前作「How Much I Feel」から約1年半のブランクとは、少し「飽きすぎ」だとは思うが。
- 1817 Breakdown Dead Ahead-Boz Scaggs
- 80.04.19 : 30,26,19,17,15,15,15,22,25(389/1893)
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- なぜか日本でもヒットしたアルバム「Middle Man」からのシングルである。まあ、「Silk Degrees」の頃の輝きを求める方が間違っているのだが、こういう「妙な都会派サウンド」的な、妙な売れ方には大いに不満が残る。
- 1818 I can’t Help It-Andy Gibb & Olivia Newton-John
- 80.04.19 : 32,21,17,14,13,12,12,24(380/380)
- いかんなあ、Oliviaと組んでは。これを出されてから後、一挙にAndy Gibbへの思い入れが「終了」してしまうことになった。Barbraと組むのもいやだが、Oliviaのインスタント・デュエットものも嫌いだ。組んだアーティストの生き血を吸う、ポップス界の「蛭」的な存在である。
- 1819 Funkytown-Lipps Inc.
- 80.04.19 : 37,29,24,19,4,2,1,1,1,1,2,2,7,20,39(1523/1523)
- この年の「雰囲気」を象徴するような曲で、日本を含め世界的にも大きなヒットになった曲である。このタイプの曲での大成功は、「Fly Robin Fly」以来だとも言えるだろうが、この曲の方がはるかに面白味がある。大衆的なダンス・ミュージックというわけである。
- 1820 Heart Hotels-Dan Fogelberg
- 80.04.19 : 40,33,27,25,22,21(198/1385)
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- アルバム「Phoenix」からの第2弾シングルで、前作ほどではないが一応の成功と言っていいかもしれない。やはり、本質的にはじっくりとアルバムを聴くタイプのアーティストだろう。
- 1821 Train in Vain-Clash
- 80.04.26 : 38,34,28,25,23,23,26(230/230)
- Clashは、当時、あるほろ苦い事情によって、好んで聴くことができなかった。それはさておき、「Londonの灰色の空」がこの上なく似合うグループで、この曲の収められた彼らのアメリカでの出世作「London Calling」のタイトルチューンなどは、戦慄的でさえある。
- 1822 The Rose-Bette Midler
- 80.04.26 : 39,29,22,20,13,11,6,4,4,3,3,3,8,10,16,35(1014/2054)
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- これぞ正真正銘の名曲で、彼女を歌手としても「実績をもった一流」にのしあげた作品である。何よりも「詩」を大切に歌い上げていく姿勢がよい。彼女のていねいな歌い方によって、曲に魂が宿っているのである。
- 1823 The Seduction-James Last Band
- 80.04.26 : 40,35,31,30,28,28(174/174)
- この時点ですでに50才を越えていたドイツ人のプロデューサー、James Lastの唯一のTop40ヒットで、インストゥルメンタル。アメリカン・ジゴロに使われてここまで上昇した。