雨の中、かつて4年4ヶ月ほど住んでいた京成立石駅にふと降りてみた。
ここはやがて大変貌をとげる予定である。
⇒「立石駅北口地区市街地再開発事業」都市計画決定のお知らせ
なんとおぞましい再開発事業であることか、区役所が立石駅近くにある必要など全くない。
下に載せた風景の大部分は近い将来失われてしまう。
私は、昨年の区長選でも計画反対派の候補に一票を投じたのだが、結果は叶わなかった。
数の暴力による専制政治の悪辣さは国政でもここでも同様なのである。
金もなく数も揃わない状況で、何かを為すことは不可能に近い。
したがって、相当に頭を酷使し、数を得るための権謀術数をめぐらさねばならないのだろう。
青砥駅から出た押上方面電車が、上野行きの本線と大きく枝分かれして、しばらくすると進行方向右側の線路沿いに用地買収した土地が目立つようになる。
このあたりから立石駅~四ツ木駅にかけてまでが、新たに高架になる予定である。
駅そのものは、私が利用していた27年前から多少整備されたが、ほとんど変わっていない。
駅の南側には現存する最古のイトーヨーカドー。
ここのカラオケは以前はレンタルビデオショップ⇒コンビニだった。
Ara氏と一度だけ来た呑んべぇの聖地、立石の仲見世と呑んべ横丁、鳥房も名高い。
駅周辺は立ち退きが進んでいる。もとゲームセンターだったり不動産屋だったり酒屋だったり寿司屋だったり。。。
このアーケードは当時から相当にぎわっていた。既に珍しかった貸本屋がまだあった。
ここのドトールは佐倉を出て葛飾に引っ越した夜、両親と入った店舗である。
奥のソフトバンクショップは当時中華料理屋でそこで晩ごはんを食べた。
30年以上経過しても、まだこれだけ残っていたこと自体、実は稀有なことなのかもしれない。
しかしながら、立石が他の駅周辺同様にしか見えない、つまらない街になってしまうのはしのびないことである。
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