問題の書である。正直「看板に偽りあり」としか言いようがない。私は一応数学のセミプロであるので、ここにある50の例題、150の演習問題は時間はかかっても全て解くことはできるが、とても「やさしい」とは言えないだろう。青茶(青チャート)全て終えてから手をつければいいと思う。
解説はかなりシャープに記載されていて大好きである。くどくど書かれていると個人的には飛ばし読みしたくなるので、まぁそうすればいいのだが、演習効果が高いと思われる問題の回答をこれだけ切れ味よくさばかれれば気分はいいし、難関理系大学を目指す受験生には効果はあるのではないか。
ちなみに続編に同じ著者による「ハイレベル理系数学」がある。50の例題、150の演習問題という構成も同様。こちらは一段とハイレベルな内容なのだが、微積に関してはそれほどではない印象である。
応援のワンクリックを是非お願いします!
↓
にほんブログ村