第80期A級順位戦4回戦 豊島将之竜王vs永瀬拓矢王座 深夜の終局、さすが竜王と言うべきか、どうした王座と言うべきか

永瀬王座の研究炸裂し中盤で勝勢に近い優勢、このまま敗れるようだと間近に迫った竜王戦第2局への悪影響も懸念される中、残り時間、豊島竜王4分:永瀬王座100分、ここから豊島竜王は時間使わず大逆転勝ち ⇒棋譜

これで今期、豊島竜王は15勝13敗(0.5357)そのうち対藤井聡太3勝8敗。藤井聡太がいなければ、と考えてしまいたくもあるが、いつものように逆転で敗れている状況を何とかしたくもある。叡王戦の第2局のような例外はあるにせよ、序盤で圧倒的に大差をつけないと滅多なことでは勝てない。順位戦や王将リーグ、棋王トーナメントを全て投げうっても竜王戦には勝ちたい。しかし、そうしたところで藤井聡太に勝てる保証はない。相手は永瀬拓矢ではないのだ。

そんなことを考えるゆとりもなく10月22・23日(金・土)に総本山仁和寺決戦が始まる。十分に対策は練って欲しいが、体調万全で戦ってもらいたい。

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