天命とは死を恐れないことか

アフガニスタン支援の中村哲医師、現地で銃撃され死亡


<【12月4日 AFP】アフガニスタンで長年支援活動に携わってきた日本人医師、中村哲(Tetsu Nakamura)さんが4日、東部ナンガルハル(Nangarhar)州ジャララバード(Jalalabad)で銃撃され、死亡した。同行していたアフガニスタン人の護衛ら5人も死亡した。>
<これまでのところ犯行声明を出した組織はない。アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)も、「アフガニスタンの再建に貢献した」組織とは「良い関係」を保っているとして、関与を否定した。>

どこも犯行声明を出さない。
名を上げようとして殺害したものの相手の素性が判り、声を出せないのだ。
医者としての仕事だけでなく、農業で食料を確保するために始めた用水路整備。
タリバンも認める中村医師の35年にわたるアフガニスタンへの貢献が偉大なのだ。
襲撃警戒、常にルート変更 死亡の中村医師ら―妻ら6日にも現地へ・アフガン銃撃


常にルートを変更することで警戒しいても、待ち伏せなどによる襲撃されるリスクを減らしてきた。
それでも遭遇する。
これから受け継ぐ人は、この事業を天命と考えるのだろう。
それでも無理をしなくて良いと思う。

北朝鮮、米に「相応」の武力を行使と警告 トランプ氏発言に反発


<【12月5日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が北朝鮮に対し、武力行使の可能性を示唆する発言をしたことをめぐり、北朝鮮は4日、武力が行使されれば「いかなる水準であれ、即座に相応の措置を取る」と警告した。>
欧州6か国、北朝鮮のミサイル発射を非難 安保理非公開会合

<【12月5日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は4日、北朝鮮の弾道ミサイル発射問題に関する非公開会合を開いた。欧州6か国は会合後、北朝鮮の「挑発的な」弾道ミサイル発射を非難し、対北朝鮮制裁の必要性を再確認した。>

北朝鮮はアメリカに対して譲歩を求めているが、ヨーロッパからも圧力がかかった。
ヨーロッパは北朝鮮のミサイルが中東に輸出されることを恐れている。
近場で火種を大きくしたくないのだ。
それにしても多くの日本人の呑気なこと。
ミサイル防御システムに安心しているのだろうか。
核弾頭が付いたら慌てるのだろうか。
国会でこのことについて何を審議されているのか聞こえてこないのは問題ではないか。

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