New Entry Period–November ’75

All Songs from American Top 40

volume 38: New Entry Period–November ’75

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0797 That’s the Way (I Like It)-KC & the Sunshine Band75.11.01 : 28,19,6,1,2,2,4,1,3,8,8,24,35(1183/1884)

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やはりKCの代表作としてはこの曲をあげるのが正当であろう。アハッ、アハッという繰り返しが印象的で(最初はもっとセクシーにやっていたらしいが)チャーミングなヒットソングである。

0798 My Little Town-Simon & Garfunkel
75.11.01 : 30,24,19,15,12,10,9,13,29(439/439)
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名作「Still Crazy After All These Years」から、S&Gのクレジット、しかも完全な新曲としてシングルカットされたナンバーである。活気が全くない自分の生まれ育った町に対して捧げた曲で、「雨が上がると虹がかかってた。だけど虹は白黒だった。いや、その町に住む人には想像力が欠けていただけなのだ。」Paul Simonの詩人としての面目躍如といったところで、優れたビデオクリップと組み合わされば、おそらく映画水準のものになり得たのではと思うほどである。もちろん、Garfunkelとのコーラスワークも素晴らしい。

0799 Operator-Manhattan Transfer
75.11.01 : 35,29,26,22,22(171/171)
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アカペラから入り、スゥイング系の盛り上がりが次第に高まっていく、マントラの魅力が開花した作品である。やっぱりテクニックがあるというのはいいものである。

0800 Let’s Do It Again-Staple Singers
75.11.01 : 37,28,21,10,5,4,2,2,1,5,19,31(924/1740)
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Staple Singersのアメリカでの評価は相当高いものがあったようで、この曲なども75年とは思えないほどにソウルフルである。正直言って70年~73年ならともかくこれがNo.1まで上昇するとは意外だった。

0801 Peace Pipe-B. T. Express
75.11.01 : 38,31,31(83/1679)
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やっぱりじり貧になってしまったか、ということが痛感されたナンバーである。というより、この手の音が徐々に氾濫してきたのがこのころだった。

0802 I Want’a Do Something Freaky to You-Leon Haywood
75.11.01 : 40,33,28,24,20,17,15,15(313/313)
けっこう経歴的には古いソウルシンガーで、67年から数曲のマイナーヒットを持っていたが、これが唯一のTop40ヒットである。ちょっと暑苦しかったかな。

0803 Secret Love-Freddie Fender
75.11.08 : 35,32,28,24,20,20(209/2001)
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本格的なカントリーバラードで、これこそWillie Nelsonあたりの声で聴けたら大ヒットしたのではないかと思えるナンバーである。と思っていたら、66年最高位29位のBilly Stewartのカバーであった。他に90位台まで上がったバージョンもあるため、おそらくヒット記録にはないが、かなり古いスタンダードナンバーなのかもしれない。

0804 Saturday Night-Bay City Rollers
75.11.08 : 36,27,17,11,9,5,4,2,1,5,17,25(887/887)
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Bay Cityといえば、なんと言っても「チャッピーのポップスレポート」である。このコーナーが登場したときから、何か番組が汚されたような気がしたものである。この曲に関して言えば、少年隊なら「仮面舞踏会」、光GENJIなら「スターライト」、えー、何を言いたいかというと、アイドルグループでも曲に恵まれれば聴くに値するものが作れる、というわけで、全米No.1も納得できるというものである。それにしても、イギリス、そして日本でのフィーバーぶりは凄かった。BCRからポップスに入った女の子って多かったのである。

0805 Our Day will Come-Frankie Valli
75.11.08 : 37,29,25,19,16,13,11,11(362/1795)
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のびのびとして、どこかセンチメンタルな雰囲気を持った、ポップスの楽しさを魅力的に伝える曲である。

0806 Diamonds and Rust-Joan Baez
75.11.08 : 40,35(47/47)
硬めの声が独特の雰囲気を持った彼女らしいナンバーだが、私にとってJoan Baezといえば、やはりポップスの本当の聞き始めの頃、日本で大ヒットした「勝利への讃歌」である。大学生になってからこれを中古シングルで入手したときは嬉しかった。

0807 I’m on Fire-5000 Volts
75.11.15 : 40,32,28,27,26(152/152)
同年のDwight Twilley Bandの曲とは同名異曲で、非常にアップテンポなダンスナンバー。

0808 Venus and Mars / Rockshow-Wings
75.11.15 : 36,27,17,14,12,36(244/6483)
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74年の「Band on the Run」のような構成の曲で、スローに始まり、曲の途中でアップテンポなロックナンバーに移っていく。ただし、今回は一応メドレー扱いにしている。曲の内容はそこそこ良かったと思うのだがTop10入りを逃し、あっと言う間に落ちてしまった。

0809 I Love Music (Part.1)-O’Jays
75.11.15 : 37,30,25,18,14,12,10,9,7,6,5,5,12,35(769/2787)
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畳み掛けるようなリズムの繰り返しとのびのびとしたコーラスが結びついた、久々にO’Jaysらしいスケールの大きさを感じさせる曲で、息の長い大ヒットになった。

0810 Love Rollercoaster-Ohio Players
75.11.22 : 34,16,12,6,5,4,4,4,4,3,1,6,7,33(1125/2862)
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ほぼ1年ぶりのNo.1ヒットとなるわけだが、リズミカルで楽しい分だけ「Fire」よりも親しみやすかった。

0811 Fox on the Run-Sweet
75.11.22 : 35,26,11,10,9,8,7,6,5,18,28(625/2255)
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前作の勢いに引きずられた部分も大きかったのだが、正統なロックナンバーとして連続Top10ヒットを飾った。

0812 The Last Game of the Season (The Blind Man in the Blitchers)-David Geddes
75.11.22 : 36,30,26,22,18,18(222/713)
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前作のやや大仰なアレンジと比べて淡々として語られる物語歌なのだが、ここに展開される世界には思わず涙してしまう。「フットボールの観客席にいる盲目の男。彼は、プロの選手になった自分の息子の活躍を聴きたくて毎日ここにきている。だが、彼の息子は二軍にいる。彼はそれを知らない。…シーズンの最後のゲーム、やっと彼の息子は一軍に上がってきた。だけどいつもそこにいた盲目の男の姿はもう見えない…」こうした内容が淡々と歌われるのである。この年のTop40をずっと聞き続けて良かったと思える一曲。

0813 For the Love of You-Isley Brothers
75.11.22 : 37,33,29,23,22,25,24,26,34(296/1790)
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珍しくバラードでシングルヒットしたナンバー。淡々としたリフレインは90年代のバラードにも通じるものがある。

0814 I Write the Songs-Barry Manilow
75.11.22 : 38,27,13,11,8,6,2,2,1,2,2,4,6,6,20,27(1313/3065)
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「Mandy」「Could It Be Magic」に続き、大作バラードであり、言うまでもなく大成功を収めた。この一曲でBarry Manilowが超一流のアーティストの仲間入りをしたといっても過言ではないだろう。それにしても「I am music」という一節には驚かされたものだ。70年代を飾り歴史上に名高い曲である。

0815 There from Mahogany (Do You Know Where You’re Going to)-Diana Ross
75.11.22 : 39,31,19,8,6,5,3,3,2,1,11,14,37(978/2499)
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ソロになってからのDiana Ross(といっても私が洋楽を聞き始めたときにはすでにSupremesはなかったのだが)では、「Ain’t No Mountain High Enough」「Touch Me in the Morning」そしてこの曲と、大作指向のバラードに印象的なものが多いのだが、不思議とこの曲にはそれほど感じなかった。

0816 Country Boy (You Got Your Feet in L.A.)-Glen Campbell
75.11.22 : 40,34,30,24,20,16,14,12,11,11,29(472/1886)
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大ヒットした前作に引き続き、質の高いポップスを提供している。曲調が似すぎているのがやや難と言えば難だが。

0817 Part Time Love-Gladys Knight & the Pips
75.11.29 : 35,31,27,23,22,31,32(226/5686)
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非常にマイナーで暗い雰囲気を持った曲で、この曲が失敗したのがGladysにとっては痛かった。彼らの最後のTop40ヒットになってしまった。

0818 Times of Your Life-Paul Anka
75.11.29 : 36,25,21,17,14,12,10,9,8,8,7,23(638/3123)
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「朝のコーヒー」にふさわしい暖かさとやすらぎを感じさせる曲で、何ともいえない味わいがある。復活後のPaul Ankaの充実ぶりを示す作品。

0819 Walk Away from Love-David Ruffin
75.11.29 : 37,33,25,21,17,13,11,10,9,9,23(525/525)
63年から68年までTemptationsに在籍、69年にはソロとして「Wy Whole World Ended」のTop10ヒットを放ったDavid Ruffinの5年ぶりのHOT100ヒット。アメリカのソウル層の厚さを感じさせる。サウンドとしてはフィラデルフィア系に仕上がっている。

0820 Rock and Roll All Night-Kiss
75.11.29 : 38,34,30,25,21,17,15,13,12,12(429/429)
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今から考えるとヘビー・メタルの先駆だった感があるが、当時はとにかく化粧を塗りたくったその奇抜なメイクが一人歩きしている感があった。熱狂的なファンも多かったグループの出世作がこの曲で、結局この曲がもっともKISSらしさにあふれていた。

0821 Full of Fire-Al Green
75.11.29 : 40,35,31,30,28,38(164/3175)
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ソウル・シンガーとしてのAl GreenのTop40ヒットもこの曲を含め、残り2曲となってしまうのだが、72~73年頃の濃厚な感じがだいぶ薄れてきてしまったのが残念だった。

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