公務員の劣化はどこからだ

山口側でも実地測量へ=陸上イージスの配備候補地


<陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備候補地である山口県への説明資料で国土地理院の数値と異なる高台の標高が記載されていたことを受け、岩屋毅防衛相は21日の記者会見で、陸上自衛隊むつみ演習場(同県萩市)周辺で実地による測量調査を行う考えを示した。>

なぜグーグルアースに基づいて資料を作るのだろう。
最初から一番権威のある国土地理院の地図を使えば良い話だ。
官僚がネットリテラシーを持たないのは大問題だ。
統計不正問題と同様、数字の間違いは致命的だ。
最近、官僚の不祥事が目立つが根が深い。
担当者だけでなく、上長の確認する能力が劣化しているのだ。

これは50年前(1979年)に導入された共通一次試験の世代と一致するのではないか。
この世代から起因するとは頭が痛い。
他人事ではない。
レベルを上げるには50年かかるのか。

重体の巡査、意識戻る=肺の一部摘出


<大阪府吹田市の交番襲撃事件で、包丁で胸などを刺され意識不明の重体だった古瀬鈴之佑巡査(26)の意識が回復したことが21日、捜査関係者への取材で分かった。>

良かった。
ともかく命あっての物種である。
交番を集約する話もあるが、それで治安が悪化しては元の子もない。
それを補うため監視カメラが増えるのかもしれない。
昔の人間には住みにくい世の中になっていく。

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