自国貨幣が下落するのは経済の先行きが悪いと見られていること

仏年金改革、スト開始以来3度目の大規模デモ 政府は推進姿勢崩さず


<【12月18日 AFP】年金制度改革案をめぐり、政府と各労働組合の対立がこう着状態となっているフランスで17日、今月5日のストライキ開始以来3度目となるデモが行われ、教員や病院職員をはじめとする大勢の公務員らが参加した。ストにより公共交通網が2週間近くまひしているが、政府は改革案の破棄を求める労組の要求に屈しない姿勢を明確に示している。>

ストライキまでして反対する労組の意見をかたくなに拒む政府。
本当に年金の財源がないのだ。

日本も同様に年金の財源難でこれからも支給年齢が上がりそうなのだがストライキもデモも起きない。
日本は企業別の労働組合である。
労働組合があるのは大企業だ。
年金のほかに企業年金があり恵まれている。
そもそも困る労働者は労働組合がない中小企業家かパート労働者。
ストライキまで至らないのだ。

英、移行期間の延長禁止へ 「合意なき離脱」の懸念高まる


<【12月18日 AFP】英政府は17日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、Brexit)後の移行期間について、2020年末より後への延長を法律で禁止する意向を示した。これを受けて英ポンドは下落し、EU内では新たな貿易協定の早急な妥結を強いられることに対する懸念が広まっている。>

この移行期間は、EU離脱に伴う英経済・社会の激変緩和を目的とする。
原則として来年末で終了するが、最長2年の延長もできるものだ。
延長を禁止となると、わずか11カ月でEUとの新たな貿易協定を締結・発効させるのは困難だ。
だから、「合意なき離脱」に匹敵する規模の大混乱が移行期間終了後に生じる恐れが生じ、英ポンドが下落した。
時間を区切って退路を断つことは交渉での駆け引きに制限を掛けることになる。
先の選挙で保守党が勝ったのはEU離脱を後押ししたが混乱することを認めたとは思わない。
結果オーライで進めようとしているのは傍から見て不安である。

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