ホッキョクグマ、2100年までにほぼ絶滅 研究者ら予測
<【7月21日 AFP】気候変動によりホッキョクグマが2100年までにほぼ絶滅すると予想した論文が20日、英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジ(Nature Climate Change)に発表された。>
<論文によると、海氷の減少によりホッキョクグマが餌のアザラシを狩れる時間が減り、すでに悪循環に陥っている地域もある。体重が減ることで餌がない期間を生き残る可能性が低くなるという。>
地球温暖化現象で北極、南極、氷河の氷が融ける。
一番被害を受けるのが北極だ。
氷の下は海。
ホッキョクグマも泳げるだろうが、海の中ではアザラシに動きで負ける(たぶん、知らんけど)。
となると、ホッキョクグマが生き残るには餌を変えるか、海の中でアザラシ狩りができるようになるかのどちらかだ。
生き残る種はこうやって進化していくのだろうか。
エイズの失敗、コロナに生かして「公平性を」 UNAIDS事務局長
<【7月21日 AFP】国連合同エイズ計画(UNAIDS)のウィニー・ビヤニマ(Winnie Byanyima)事務局長(61)が、エイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)との闘いでは、既存の治療を受ける機会がないがために世界で数百万人が亡くなっていると述べ、新型コロナウイルスとの闘いではより公平なアプローチが必要だと訴えた。>
<ビヤニマ氏はあらゆる国・地域で、手頃な価格でのワクチンや治療薬の入手を可能にすること、また医療従事者や脆弱(ぜいじゃく)な立場にある人を優先しつつ、それらのワクチンや治療薬を「無料配布」する必要性を強調した。「裕福な人々が先にやって来て買い占め、リスクにさらされていないのにワクチンを接種している間に、他の人々が待たされ死んでいくなどということがあってはならない」>
理想ではそうなんですが、としか言えない。
日本は国民皆保険制度なのでワクチンや治療薬は国民全体に行き渡る。
しかし、社会保障費の増大で国の財政を圧迫している。
新たな病気に対するワクチンや治療方法を確立するのには、お金がかかかる。
だから先にお金があるところに行き渡り、貧困国がその後になってしまうのは仕方がないことかもしれない。
先進国の多くは資本主義国だ。
理想論は社会主義国的で相容れない。
ただ、AI技術の進歩でワクチンの開発が昔より短くできるようになる可能性が高い。
そうすれば、エイズの時より早く、安く世界にワクチンが行き渡るのではないか。
技術が格差を大きくするのではなく、貧困層を引き上げる世の中にいずれなると信じたい。
中国企業11社、米の制裁対象に ウイグル人権侵害めぐり
<【7月21日 AFP】米商務省は20日、中国のイスラム系少数民族ウイグル人に対する人権侵害に関与したとして、中国企業11社を制裁対象に指定した。11社は米国製品の輸出禁止対象となる。>
この11社は、日本でいう反社(反社会勢力)扱いなのだろうか。
日欧の取引がある会社まで影響するのだろうか。
中国が認めていない中、米中どちらが正しいかなど一企業で判断できるものではない。
国は知らんふりだ。
民間企業は辛い。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(20日午後8時時点) 死者60.6万人に
<【7月21日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間20日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は60万6605人に増加した。
中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で1452万8490人の感染が確認され、少なくとも793万5600人が回復した。
この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。
19日には世界全体で新たに4584人の死亡と22万4583人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの716人。次いでインド(681人)、米国(514人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに14万534人が死亡、377万3260人が感染し、少なくとも113万1121人が回復した。
次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は7万9488人、感染者数は209万8389人。以降は英国(死者4万5300人、感染者29万4792人)、メキシコ(死者3万9184人、感染者34万4224人)、イタリア(死者3万5045人、感染者24万4434人)となっている。
人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(67人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、スウェーデン(56人)となっている。
香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3682人、回復者数は7万8799人。
地域別の死者数は、欧州が20万5420人(感染295万1326人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が16万2462人(感染383万779人)、米国・カナダが14万9416人(感染388万3598人)、アジアが5万972人(感染211万4908人)、中東が2万3017人(感染101万923人)、アフリカが1万5166人(感染72万3293人)、オセアニアが152人(感染1万3672人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>