全世界の死者68万人/コロナ長期化/顔面移植は拒絶反応が問題

コロナは「長期化」、「対応疲れ」にも警鐘 WHO緊急委


<【8月2日 AFP】世界保健機関(WHO)は1日、前日の7月31日にスイス・ジュネーブのWHO本部で開かれた新型コロナウイルスへの対応に関する専門家の緊急委員会の内容を発表した。緊急委員会は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)は長期化するとの見通しを強調した。>
<緊急委員会の開催に当たり、WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は、「6か月前、緊急委員会がPHEICを宣言すべきだと勧告したときは感染者は100人足らずしかおらず、中国以外に死者はいなかったことを思うとはっとする」と述べ、「今回のパンデミックは1世紀に1度の健康危機であり、その影響は今後数十年続くだろう」との見方を示した。>

今の状況を見れば長期化するかなと思うけど、科学的なお墨付きをいただいたってことか。
ただWHOの責任を回避するために声明を出したという気がするのは何でだろう。

米国初の顔面移植受けた女性が死去、57歳


<【8月2日 AFP】米国で初めて顔面移植手術を受けたコニー・カルプ(Connie Culp)さんが死去した。57歳だった。カルプさんが約12年前に手術を受けたオハイオ州のクリーブランド・クリニック(Cleveland Clinic)が7月31日、ツイッター(Twitter)への投稿で公表した。死因は明らかにしていない。>
<顔面移植は事故や暴力の被害者や、まれな遺伝性疾患の患者が受けることが多く、呼吸や食事、発話といった基本的な行為や、笑顔や眉をひそめた表情による非言語的コミュニケーションの回復に役立つ。ただ、移植された器官の拒絶反応を抑制する闘いが生涯続きかねず、世界中で手術件数は数十例にとどまる。拒絶反応を抑える免疫抑制剤は、感染症やがんにかかりやすくなるリスクを伴う。>

拒絶反応を抑えることは難しい
いろいろな臓器の移植もあるが、顔面移植は雑菌に触れる機会も多いのも一因ではないか。
医学が進歩しても解決せねばならないことはまだまだある。


今日のアイキャッチ画像は、狂言師/人間国宝の野村萬さんの言葉だ。
以前、舞台を観たことがある。
後にも先にも立ち姿に感動したのはその時以外にない。
技を超えて人間性の現われだったのだろうか。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(1日午後8時時点) 死者68万人に


<【8月1日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間1日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は68万14人に増加した。

中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1763万8510人の感染が確認され、少なくとも1015万6500人が回復した。

この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

7月31日には世界全体で新たに6469人の死亡と28万6453人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1442人。次いでブラジル(1212人)、インド(764人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに15万3314人が死亡、456万2170人が感染し、少なくとも143万8160人が回復した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は9万2475人、感染者数は266万2485人。以降はメキシコ(死者4万6688人、感染者42万4637人)、英国(死者4万6119人、感染者30万3181人)、インド(死者3万6511人、感染者169万5988人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(68人)、アンドラ(67人)、スペイン(61人)、ペルー(58人)、イタリア(58人)となっている。

香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4337人、回復者数は7万8989人。

地域別の死者数は、欧州が21万200人(感染317万7936人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が19万7544人(感染482万8413人)、米国・カナダが16万2278人(感染467万8286人)、アジアが6万2779人(感染284万8811人)、中東が2万7321人(感染115万6750人)、アフリカが1万9660人(感染92万9326人)、オセアニアが232人(感染1万8995人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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