新型ウイルスワクチンの公平配分、「壊滅的な失敗」の瀬戸際に=WHO
<新型コロナウイルスのワクチン接種が複数の国で進む中、世界保健機関(WHO)は18日、不平等なワクチン接種政策の影響で、世界が「壊滅的な道徳上の失敗」に直面していると警告した。>
<テドロス事務局長は18日、WHOの理事会で、「率直に言わなくてはならない。世界は壊滅的な道徳上の失敗の瀬戸際にあると。そして、この失敗の代償として、世界各地の最貧国で人の命や生活が犠牲になると」と述べた。>
<「結局のところ、こうした行動はパンデミックそのものや、パンデミックを封じ込めるのに必要な規制、人間や経済の苦痛を長引かせるだけだ」>
ワクチンの接種がどれだけの効果があるか分かっていない今、ここまで言うか思う。
自国でワクチンを開発できなければ後回しになる。
それは日本も同じだ。
生産量も限られている中、全ての国が同じようにワクチンを接種できるわけがない。
ワクチンが無くても感染を防ぐ対策を実施することがまずは第一だ。
その啓蒙活動をするのがWHOの役割ではないか。
最貧国で手を洗う水がなければ、上水道を引くのが先だ。
そこから始めないと問題は解決しないのでは。
アングル:追加コロナ対策、与党内に待望論 政府に提言も
<[東京 19日 ロイター] – 新型コロナウイルスの感染拡大と緊急事態宣言の再発令で日本経済の下振れリスクが高まるなか、与党内から新たな経済対策を求める声が生まれている。これまでの対策は足元の緊急事態宣言による消費抑制を盛り込んでないとして、政府への提言をとりまとめようとする動きも一部で出ている。>
<政府は昨年12月、総額事業規模で73.6兆円、財政支出で40兆円の経済対策をまとめた。しかし内訳をみるとコロナ感染拡大防止は5.9兆円にとどまり、コロナ後の経済構造転換に18.4兆円、国土強靭化に5.6兆円と、コロナ終息後の景気対策・成長力強化を主眼としたメニューが目立つ。計画立案時点ではコロナ第3波の拡大がここまで悪化するとは想定できていなかったことが大きい。>
昨年12月の経済対策の内訳をみる失敗だたことがよく分かった。
感染拡大防止を十分にせずに景気対策を打った。
だから、GOTO事業もなかなか止められなかった。
この失敗の責任を取らずに新たな対策を作る。
国民への説明がまだまだ不十分ではないか。
昨夜、あるニュースではキャスターがマスクを着けて放送したという。
十分に対策を取って放送しているのにだ。
諸外国に比べれば被害は少ないというものの、医療体制が異なるため、崩壊寸前ともいう今、形で表すことは大切だ。
政治家やテレビ人が素顔をさらけ出すより、マスクをして世間に出た方が効果が高い。
こっちは、家の中以外はずっとマスクだ。
フェイスブックに暴力あおる投稿続く、監視団体が指摘
<2021.01.19 Tue posted at 14:00 JST
(CNN Business) 20日に予定される米大統領就任式に向け、フェイスブック上で暴力をあおる投稿が続いていることが、IT業界監視団体の報告で明らかになった。>
<「愛国者党」と名乗る公開ページには9日、「民兵を組織する必要がある」「戦争では銃が勝利をもたらす」「最高司令官が口を封じられたら、それは戦時を意味する」とのメッセージが投稿された。>
人は自分の興味のある投稿にしか共感しない。
もちろん、暴力を煽る投稿をやアカウントを削除するのは当然だが、それだけトランプ支持がまだまだいるということだ。
この病めるアメリカをバイデン次期大統領はどうするのか。
日本は代わりに政権を任せる党がなくて、もっと病んでいるかもしれないが。
新型コロナワクチンについて、皆さまに知っていただきたいこと
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00221.html
厚生労働省HPの記載内容です。
・新型コロナワクチンは、主に発症や重症化の予防が期待されています。
・新型コロナワクチンが実際に使われるようになれば、医療機関の負担を減らすための重要な手段にもなります。
・どんなワクチンでも、副反応が起こる可能性があります。
・新型コロナワクチンの安全性の確保を最優先にしています。
・新型コロナワクチンの接種には、優先順位があります
・新型コロナワクチンは、誰もが全額公費(無料)で受けることができるようにします。
・ワクチンについて、正しく知りましょう。
少しは安心できるでしょうか。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(18日午後8時時点) 死者203.1万人に
<【1月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間18日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は203万1048人に増加した。
これまでに世界で少なくとも9496万4590人の感染が確認され、少なくとも5781万7100人が回復した。
この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。
検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。
17日には世界全体で新たに8843人の死亡と54万4292人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2109人。次いで英国(671人)、ブラジル(551人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに39万7600人が死亡、2393万7332人が感染した。
次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は20万9847人、感染者数は848万8099人。以降はインド(死者15万2419人、感染者1057万1773人)、メキシコ(死者14万704人、感染者164万1428人)、英国(死者8万9261人、感染者339万5959人)となっている。
人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの176人。次いでスロベニア(153人)、イタリア(136人)、チェコ(135人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(134人)となっている。
地域別の死者数は、欧州が66万429人(感染3059万7162人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が55万383人(感染1736万8045人)、米国・カナダが41万5584人(感染2464万4685人)、アジアが23万889人(感染1464万5234人)、中東が9万3892人(感染441万3604人)、アフリカが7万8926人(感染326万4339人)、オセアニアが945人(感染3万1523人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>