バイデン氏、日本防衛に「揺るぎない」決意 菅氏と電話会談
<【1月28日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は27日、菅義偉(Yoshihide Suga)首相と就任後初めて電話会談し、日本の防衛に対する「揺るぎないコミットメント」を確認した。ホワイトハウス(White House)が発表した。>
<声明では、米国による防衛対象は「尖閣諸島も含む」とされた。>
日米ともトップが変わったが防衛方針に対しては変わらないことを確認した。
しかし、在日米軍の駐留費用についてなど難問を突き付けられるかもしれない。
そうだとすれば日本側も沖縄の米軍基地が必要最小限になるよう交渉すべきだ。
しかし、辺野古の基地埋め立ては、土建屋の利権がらみ(日本側の問題)なので残念ながら中止は無理か。
米、気候問題で「世界を主導」へ バイデン氏が表明
<【1月28日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は27日、気候変動問題では米国が世界の対策を主導しなければならないと表明し、地球温暖化の抑制に向けた一連の大統領令に署名するとともに、4月に気候首脳会議(サミット)を開催すると表明した。>
二酸化炭素排出量(2019年度、単位は百万トン)は、
1.中国 (9,825.80)
2.アメリカ(4,964.69)
3.インド (2,480.35)
4.ロシア (1,532.56)
5.日本 (1,123.12)
の順番である。
この案件では米中が協調できるのだろうか。
インドなど経済開発が進むとより排出されると推測される。
安価な石炭火力発電を止めて原子力発電に変更していくのが最短だ。
日本では、風力や太陽光のような自然に頼る再生可能エネルギーは供給が不安定。
昼夜の消費量に差があるため、蓄電池の性能向上が今後の鍵を握るのではないか。
気候変動で子どもの栄養失調悪化 研究チーム警告
<【1月28日 AFP】気候変動が子どもの栄養失調や乏しい食事を悪化させる可能性があるとの研究結果が今月、発表された。従来の原因である貧困や不衛生な環境よりも影響が大きいとみられている。>
<過去数十年にわたり、幼児期の栄養不良(栄養素過剰も含む)は世界的に減少している。一方、栄養不足は2015年から増加しているが、これは温暖化や異常気象が原因の場合もある。>
<微量栄養素は、鉄、葉酸、亜鉛などのミネラルおよびビタミンAやDを含み、子どもの心身の発育に欠かせない。だが炭素汚染の増加で、麦、コメ、マメ科植物など多くの主要作物に含まれる必須の微量栄養素の量が減少していることが分かっている。>
<温度上昇は、世界にとって重要な主要作物の収穫高に直接的な影響を与え、さらに家畜の生産性を低下させる恐れがあり、いずれの場合も児童の栄養素の摂取に影響する。加えて、暑い時期に妊娠している女性は比較的体重の軽い赤ん坊を出産することが多く、その場合、生まれた子どもが発育阻害に陥るという追加的なリスクもある。>
温暖化による悪影響を一番受けるのは貧困国の子供たちになる。
貧困を抜け出すためインフラを整え工業化すると温暖化ガスが増えることになる。
ならばどうすれば良いのか。
可哀そうだからでは済まない。
それぞれの国でNPOが地道な活動を続けられているが、解答がでるのはいつのことか。
東京五輪、IOC会長が「忍耐」訴え 開催困難との見方否定
<【1月28日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は27日、新型コロナウイルスの感染拡大で今夏の開催が疑問視されている東京五輪をめぐり、「忍耐」を呼び掛けた。>
<複数のメディアはこれに先立ち、五輪開催は不可能だとの見方を報じていた。バッハ氏はこうした報道に憤りを示し、即座に否定。>
新型コロナウイルスが蔓延する中、過ぎ去るのを忍耐で待とうとでも言うのだろうか。
全ての国にワクチンが行き渡ったわけではない。
開催国の日本でさえもだ。
だからワクチンで収束に向かっても国々によって時差が生じる。
五輪の輪が欠けても開催に固執するのか。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(27日午後8時時点) 死者215.9万人に
<【1月28日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間27日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は215万9155人に増加した。>
< これまでに世界で少なくとも1億23万6600人の感染が確認され、少なくとも6093万3300人が回復した。
この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。
検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。
26日には世界全体で新たに1万8109人の死亡と60万4473人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の4206人。次いでメキシコ(1743人)、英国(1631人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに42万5227人が死亡、2544万3876人が感染した。
次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は21万8878人、感染者数は893万3356人。以降はインド(死者15万3724人、感染者1068万9527人)、メキシコ(死者15万2016人、感染者178万8905人)、英国(死者10万162人、感染者368万9746人)となっている。
人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの180人。次いでスロベニア(164人)、英国(148人)、チェコ(147人)、イタリア(143人)となっている。
地域別の死者数は、欧州が71万3104人(感染3250万9118人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が58万125人(感染1836万8250人)、米国・カナダが44万4589人(感染2619万9885人)、アジアが23万7275人(感染1501万6736人)、中東が9万6165人(感染463万4408人)、アフリカが8万6952人(感染347万6561人)、オセアニアが945人(感染3万1645人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>