アストラゼネカ製ワクチンいろいろ/米GDP、20年は74年ぶりのマイナス幅/アップルCEO、FBとの対立深まる

アストラゼネカ製ワクチン、65歳以上には推奨せず 独委員会


<【1月29日 AFP】ドイツの予防接種常任委員会(STIKO)は28日、英製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)が開発した新型コロナウイルスワクチンについて、65歳以上の高齢者に対する使用は推奨できないと勧告した。英国と欧州連合(EU)はワクチンをめぐり対立しており、今回の勧告により新たな火種が加わった。>
EU、アストラゼネカに英工場製のワクチン供給を要求 域内での不足うけ

<欧州連合(EU)は27日、英製薬大手アストラゼネカに対し、イギリスの工場で生産している新型コロナウイルスワクチンをEU加盟国に供給するよう強く求めた。>
<アストラゼネカは先に、EUには今年第1四半期(1~3月)に約束した供給分のごく一部しか提供できないと発表。欧州工場における生産問題が原因としている。>
日本で9000万回分生産 英アストラゼネカのコロナワクチン

<英製薬大手アストラゼネカが日本に供給する新型コロナウイルスワクチンで、兵庫県芦屋市に本社を置く製薬会社JCRファーマが9000万回(4500万人)分を国内で製造することが28日、分かった。>
<アストラゼネカは日本での生産について、JCRファーマと業務委託契約を締結。技術移管を行い、ワクチン原液の製造に向けた準備を進めている。>

ワクチンの接種は医療従事者、高齢者の順に優先される。
アストラゼネカ社のワクチンが不足するということで、高齢者への接種を止めようとする布石と捉えるのは考え過ぎだろうか。

このワクチンを日本に技術移転することで供給分を確保できたのだが、欧州工場での生産問題というのが気になる。
日本での技術移管に際して少量実験では上手くいったが本格生産となると何かしらの問題が生じる可能性が高い。
それらを短期間で解決することが日本の技術力の見せ所だ。

米GDP、20年は74年ぶりのマイナス幅 第4四半期4%増に鈍化


<[ワシントン 28日 ロイター] – 米商務省が28日発表した2020年の実質国内総生産(GDP)速報値は前年比3.5%減と、1946年以来の大幅な落ち込みとなった。新型コロナウイルスの危機によってレストランや航空などのサービス業が打撃を受け、何百万人もの人が失業し貧困に陥った。>

バイデン米大統領は既に1兆9000億ドル規模の新型コロナ経済対策を発表している。
これを期待して株価は上がるのだろう。
しかし、アメリカの新型コロナウイルス感染が収まらないと消費が上向かない。

アップルCEO、SNSの慣行を批判 FBとの対立深まる


<[28日 ロイター] – 米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は28日、ソーシャルメディア上の分断や誤情報拡散を批判した。特定のアプリを名指しすることは避けたものの、このところ表面化しているフェイスブック(FB)との対立が深まる見込みだ。>
<「アルゴリズムによって虚偽情報や陰謀論の拡散が助長されている今、できる限り多くのデータを収集する狙いであらゆるエンゲージメントを良しとする理論に、もはや目をつぶることはできない」と述べた。>
<アップルは、iPhone向けの追跡型広告を巡るプライバシー保護強化機能の導入に向けて準備しており、デジタル広告業界の関係者は、追跡に同意しない利用者が出てくると予想している。>

Facebookのタイムラインには怪しい広告がよく表れる。
特にクラウドファンディング。
これは詐欺的だなと思ったものは報告するようにしている。
パソコン(Windows10)で使っている Google Chrome でも同様の傾向がある。
また、楽天市場や販売店のHPで見た商品もよく表れる。
個人情報の管理はどうなっているのか不安に思うこともある。
無料で使っているので仕方がないのか。
iPhoneがプライバシー保護強化機能を導入してくれるのはありがたい。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(28日午後8時時点) 死者217.6万人に


<【1月29日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間28日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は217万6000人に増加した。

これまでに世界で少なくとも1億82万9870人の感染が確認され、少なくとも6129万8900人が回復した。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

27日には世界全体で新たに1万6585人の死亡と58万4147人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3618人。次いで英国(1725人)、メキシコ(1623人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに42万9202人が死亡、2559万8359人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は22万161人、感染者数は899万6876人。以降はインド(死者15万3847人、感染者1070万1193人)、メキシコ(死者15万3639人、感染者180万6849人)、英国(死者10万1887人、感染者371万5054人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの181人。次いでスロベニア(165人)、英国(150人)、チェコ(149人)、イタリア(144人)となっている。

地域別の死者数は、欧州が71万9737人(感染3273万2486人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が58万4064人(感染1849万7558人)、米国・カナダが44万8711人(感染2635万8475人)、アジアが23万8186人(感染1506万2139人)、中東が9万6371人(感染465万2436人)、アフリカが8万7986人(感染349万5128人)、オセアニアが945人(感染3万1656人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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