8道県へ緊急事態宣言拡大 まん延防止は4県追加 9月12日まで
<政府は25日夕、首相官邸で新型コロナウイルス感染症対策本部会合を開き、緊急事態宣言の対象地域として、北海道、宮城、岐阜、愛知、三重、滋賀、岡山、広島の8道県を追加することを正式決定した。高知、佐賀、長崎、宮崎の4県に新たにまん延防止等重点措置を適用することも決めた。いずれも期間は27日から9月12日まで。>
パラリンピックを開幕してからこれだ。
何かやることがずれている。
21時からの首相の会見を聞いていたが、可哀想になってきた。
同じことをやっても伝える力で評価が変わるだろうに、首相には向いていないのだろうな。
東京パラリンピック開幕
<【8月24日 AFP】東京パラリンピックが24日、開幕した。国立競技場(Japan National Stadium)で開会式が行われ、天皇陛下が開会を宣言された。>
<全国で1日当たりの感染者数が2万5000人を超える日もあり、現在東京など13都府県に緊急事態宣言が出されている。死者数は累計約1万5500人と比較的少なく抑えられている一方、ワクチン接種を完了した人は人口のわずか40%にとどまっている。>
<児童・生徒が競技を観戦するプログラムを除き、全会場で原則無観客で開催される。>
東京パラリンピックが開幕した。
離れた東京でやっているから直接関係ないわと思ってしまうのはオリンピックンの時と一緒。
ただ、パラリンピックが終われば選手村を野戦病院にするなどという意見に対しては、他の場所に早々に設置しろと言いたい。
また、学校からの観戦は教育の一環で強制するものではなく保護者の判断によるなんて、責任の所在を逃れる言い訳だ。
もし、参加した小中学生から感染が発生しても保護者の判断ミスになるのだろうか。
因果関係を立証するのは難しいからこそ、観戦は止めるべきではないだろうか。
内容はBBCの記事の方が詳しいので、ご参考に。
【東京パラ】 感染拡大の中で力強い開幕 同じ都市で史上初2度目の夏季大会
タリバンの女性に対する扱いは「譲れない一線」 国連人権高等弁務官
<【8月25日 AFP】国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)高等弁務官は24日、イスラム主義組織タリバン(Taliban)が政権を奪取して以降のアフガニスタンの状況に深刻な懸念を示し、同組織の女性に対する扱いは「重要な譲れない一線」と述べた。>
<バチェレ氏はアフガンに関する国連人権理事会(UN Human Rights Council)の緊急会合で、タリバンに対し、女性や少女、民族的・宗教的少数派の権利を尊重するという約束を守り、報復を行わないという約束を守るよう求めた。>
<「重要な譲れない一線は、タリバンの女性と少女に対する扱いだ」と述べ、「自由、移動の自由、教育、自己表現、雇用に関する女性の権利の尊重」を求めた。>
タリバンは宗教的に女性を差別してきたのだが、ものには程度がある。
また、その状態にずっといると差別されているか否かが分からない場合もある。
だから、女性に対する権利の教育が必要ではないか。
とはいえ、タリバンは国際機関が介入することを拒むであろう。
地道に変えていくしかないのだ。
ところで日本はどうだろう。
政治への参加する女性議員の数が増えてはきた。
しかし、内閣の大臣をみると数は少ない。
女性議員が少なくても民間登用すればもっと増えるはずだ。
今の与党に期待できないのであれば、野党は次の総選挙で立候補者の半数を女性してみればどうだろうか。
もちろん比例区の下位に置くなど論外である。
与党の差別化はそこにあるのではないか。
【解説】 アフガン情勢はどうアジアを震撼させ、中国を勢いづかせたのか
<世界中の多くの人がそうであるように、アジアの数百万人もの人々が、アフガニスタンから発信された絶望的な光景に衝撃を受けている。そして、「まだアメリカのことは信用できるのか」と疑問を口にする人もいる。>
<ジョー・バイデン米大統領は先週の米ABCニュースのインタビューで、アフガニスタンと、韓国や日本、台湾などの同盟国との間には「根本的な違い」があると強調。「比較すらできない」と述べた。>
<韓国のような場所はアメリカのアジアにおける軍事戦略の基盤となっていることから、アメリカがすぐに軍を撤退させることはないだろうとの観測もある。>
<中国外務省の趙麗健報道官は、繰り返し1975年の「サイゴン陥落」と比較。同省の華春瑩報道官は、「アメリカが足を踏み入れた場所はどこもかしこも(中略)混乱や分断が生じ、家族が崩壊し、死者が出る。そしてアメリカが放置した混乱の中に傷跡が残る」とし、アメリカは「破壊をもたらす」と述べた。>
<「中国は情勢が不安定になる可能性や、アフガンが過激派やテロリストの温床であり続けることを非常に心配している」>
<また、中国政府は過激派対策の名の下に、自国の少数派イスラム教徒を残忍に取り締まる一方で、今や国境を接するアフガンのイスラム過激派グループに対処しなければならないという事実も関係がある。>
アメリカのアフガニスタンからの撤退のドタバタを利用して中国が広報戦を仕掛けている。
一方で、自国のイスラム系少数民族に影響を及ぼすか否かを気にしている。
まずはアメリカの撤退期限8月31日までにどれだけの人が離れることができるか。
もし取り残されたなら、それらの人々の処遇がどのようになるかでアメリカの信用が揺さぶられる。
日本も自衛隊機が救援に向かったが、1985年のイランからの邦人救出をトルコ航空が行ったことを思うと、って例えが古すぎるか。
そう、日本国民の自衛隊に対する姿勢も変わったものだ。
日本は独自で救出したアフガニスタンの人たちを難民として受け入れ保護しよう。
多様性の実践だ。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(24日午後7時時点) 死者443.9万人に
<【8月24日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間24日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は443万9888人に増加した。
これまでに世界で少なくとも2億1242万8950人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。
この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。
多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。
23日には世界全体で新たに8632人の死亡と65万2192人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1038人。次いで米国(879人)、ロシア(794人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに62万9411人が死亡、3793万9681人が感染した。
次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は57万4848人、感染者数は2058万3994人。以降はインド(死者43万5110人、感染者3247万4773人)、メキシコ(死者25万3526人、感染者323万1616人)、ペルー(死者19万7921人、感染者214万2565人)となっている。
人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの600人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(297人)、チェコ(284人)、北マケドニア(273人)、ブラジル(270人)となっている。
地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が142万3467人(感染4272万1079人)、欧州が123万5684人(感染6194万5581人)、アジアが75万7373人(感染4887万3438人)、米国・カナダが65万6204人(感染3940万9549人)、アフリカが18万9939人(感染756万3784人)、中東が17万5575人(感染1180万5855人)、オセアニアが1646人(感染10万9664人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>