フランスの外相、米豪は「うそつき」だと批判 新たな安保枠組み/小山田氏問題から考えるいじめ

フランスの外相、米豪は「うそつき」だと批判 新たな安保枠組み


<フランスのジャン=イヴ・ルドリアン外相は18日、アメリカとイギリス、オーストラリアの3カ国が新たに構築した安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」について、アメリカとオーストラリアがうそをついていたと批判した。
AUKUSでは、アメリカからオーストラリアに原子力潜水艦の建造技術が提供される。領有権争いがある南シナ海における、中国の影響力に対抗することが狙いとみられている。
一方でこれにより、フランスがオーストラリアと結んでいた500億豪ドル(約4兆円)規模の原潜製造契約が破棄されることが決まった。
フランス政府は、この枠組みの構築を発表の数時間前に知ったという。政府はすでに、両国に駐在している大使を呼び戻している。>
仏外相、米豪は「うそつき」 潜水艦契約破棄、関係悪化深刻に

<【9月19日 AFP】フランスのジャンイブ・ルドリアン(Jean-Yves Le Drian)外相は18日、オーストラリアが自国との潜水艦共同開発契約を破棄して米国製潜水艦の購入を決めたことについて、同盟国である米豪が「うそをついた」と非難するとともに、両国との関係は重大な危機にあるとの認識を示した。>

フランスがアメリカとオーストラリアから大使を召還したのは事の怒りを十分に表したものだ。
とは言え、対中国包囲網を考えると米豪関係の方が優先順位が高い。
また、オーストリアが求めていた部品の自国での調達についての交渉も上手くいっていなかったこともある。
自国の安全保障優先である。
外交は難しい。

小山田氏問題から考えるいじめ 雨宮処凛さん・武田砂鉄さん対談


「スクールカースト」といじめ 雨宮処凛さん・武田砂鉄さん対談

<新型コロナウイルス禍が続くなか、新学期が始まり、いじめなど人間関係に悩んでいる子どもも多いかもしれない。学校でのいじめやインターネット上のバッシングについて、いじめられた経験のある作家の雨宮処凛さんと、社会問題について積極的に発信するライターの武田砂鉄さんの対談を、上下で紹介する。上は、小山田圭吾さんの問題や、ネットでのバッシングが社会をどう変容させ、若者や子どもたちにどんな影響を及ぼしているのか語ってもらった。>
<いじめた過去を楽しげに語る小山田さんに、私もその時、怒り狂いました。>
<インターネット上で小山田さんがバッシングされたのは、また別問題として考える必要があると思います。過去の発言が発掘されて、ある日突然、その人の社会的生命を全部絶つことがよしとされるならば、この国に生きるほぼ全員に、明日にでも同じ目に遭う可能性があります。>
<「子どもたちも今回の件を見て、いじめを絶対にしちゃいけない、と思うだろう。数十年後に自分のキャリアがすべて潰される、という教訓となったはずだ」と。それはそうかもしれない……。でも、「何か間違いを犯してしまったら、それだけで人生アウト」という強烈なメッセージにもなってしまったのでは。>
<「あなたを大切にしてくれない場所には、いてはいけない」に尽きます。逃げろと同義です。私は中学生の頃、いじめを受けても逃げられず、本当につらかった。企業の過労死や家庭内暴力(DV)も同じで、まずは緊急避難として「逃げろ」です。>

小山田氏の件は、いじめではなく、虐待であり犯罪である。
いまさら、その犯罪が裁かれるわけではないので、社会的生命を失っても仕方がない。
ただ、SNSは匿名性がある。
無責任な投稿も多い。
名前を出している方が匿名の方から攻撃されるのはおかしい。
もちろん匿名だからうやむやにされていた悪事を訴えることが出来る場合もある。
しかし、基本匿名を見直す必要があると思う。
私自身はTwitterでツイートしないし、Facebookは友達の中でしか投稿しない。
Instagramは、猫が投稿している形にしている。
少なくとも未成年者のSNSは禁止すべきではないか。
便利なものほど、毒がある。

PAGE TOP