中国、新たな排出量目標を提出 COP26目前に
<【10月29日 AFP】世界最大の温室効果ガス排出国である中国は28日、新たな排出量削減目標を国連(UN)に提出した。2030年までに排出量を減少に転じさせるとしたほか、2060年までに炭素排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を達成し、排出量を65%以上削減する計画を改めて示した。>
<世界で人間活動により生じる温室効果ガスの4分の1以上を排出する中国は昨年、2060年ごろまでのカーボンニュートラル達成を目指すと宣言していた。>
<国連によると、世界の気温上昇を1.5度以内に抑えることを目指すパリ協定の目標達成には、2030年までに温室効果ガスの排出量を55%削減する必要がある。国連環境計画(UNEP)は今週、中国を除く各国がこれまでに打ち出した計画をもってしても、世界の気温は今世紀中に2.7度上昇するとの見通しを示していた。>
今中国では電力不足だ。
規制のためではなく、燃料の石炭が不足しているのだ。
中国は国土が広いので風力発電や太陽発電の場所に困らない。
原子力発電も組み合わせれば、目標達成は可能かもしれない。
ところで世界人口の増加にしたがい、貧困国のエネルギー消費は増えてくる。
その電力はどのように賄うのだ。
それより日本はどうするのだ。
岸田首相はCOP26に出席するが、具体策は大丈夫か?
米学区、「イカゲーム」のハロウィーン仮装禁止
<【10月29日 AFP】米ニューヨーク州の学区で、動画配信大手ネットフリックス(Netflix)の人気韓国ドラマ「イカゲーム(Squid Game)」の衣装を児童・生徒がハロウィーンで着用することが禁止された。暴力を美化する懸念があるとしている。
「イカゲーム」は、生活に困窮する数百人が子どもの遊びで競い合う様子を描いたドラマ。最後まで勝ち残った人は巨額の賞金を得られるが、敗退者は殺される。>
<学区長のクレイグ・タイス(Craig Tice)氏は28日、AFPの取材に電子メールで応じ、「このドラマの衣装には暴力的なメッセージが含まれている可能性があるため、通学時の着用は不適切であるということを家庭に認識してもらうよう、校長たちが求めた」と説明。一部の児童・生徒がドラマの遊びを「まね」ていたことに触れ、「暴力的な行為に関係する遊びは休み時間にはふさわしくない」とした。>
<「イカゲーム」は9月中旬の配信開始から4週間で1億4200万世帯が視聴し、ネットフリックス史上最大のヒットドラマとなった。内容は大人向けだが、英国では今月、学校が保護者に対し、ドラマ内の遊びを子どもたちがまねしているとして注意を喚起したことも報じられた。>
大人向けとはいえ、子供が真似て悪影響を与えるとネットの中で規制が出来なかったのだろうか。
わたしは暴力ものが苦手で見ないのだが、この動画がSNSで拡散され、それに影響を受けた子供が悪ふざけしたのだろう。
しかし、時々真に受ける子供もいるから、ネットでの動画配給会社の自主規制とデバイスでの規制は今後も責任を問われる。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(28日午後7時時点) 死者496.9万人に
<【10月29日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間28日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は496万9926人に増加した。
これまでに世界で少なくとも2億4494万3060人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。
この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。
多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。
27日には世界全体で新たに9161人の死亡と47万2210人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2459人。次いでロシア(1159人)、インド(733人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに74万1235人が死亡、4570万4110人が感染した。
次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は60万6679人、感染者数は2176万6168人。以降はインド(死者45万6386人、感染者3423万1809人)、メキシコ(死者28万7274人、感染者379万3783人)、ロシア(死者23万5057人、感染者839万2697人)となっている。
人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの607人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(349人)、北マケドニア(340人)、ブルガリア(337人)、モンテネグロ(331人)、ハンガリー(317人)となっている。
地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が151万7838人(感染4582万1948人)、欧州が138万7393人(感染7345万5498人)、アジアが86万6915人(感染5564万9817人)、米国・カナダが77万69人(感染4740万7245人)、アフリカが21万7508人(感染848万3608人)、中東が20万7498人(感染1387万5031人)、オセアニアが2705人(感染24万9916人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>